【RIZIN】10年目の大みそかは「4部構成」も!?──榊原CEOが『DECADE』全容を明かす「朝倉未来には違う形で力を発揮してもらいたい」」
◆5階級王者による「チャンピオンズカーニバル」
また、榊原CEOは「10年間で作り出せた階級のタイトルが5つ。5階級のチャンピオンによる『チャンピオンカーニバル』という感じで、全王者が揃い踏みして、出来る限りタイトルマッチを組みたい」とした。 【RIZIN王者】 ・ライト級 ホベルト・サトシ・ソウザ ・フェザー級 鈴木千裕(vs.クレベル・コイケ) ・バンタム級 井上直樹 ・フライ級 堀口恭司 ・女子スーパーアトム級 伊澤星花 上記5階級の王者はそれぞれタイトル戦となるか、それとも対抗戦出場もあるか。 榊原CEOは、「問題は堀口のフライ級タイトル(挑戦者)に誰が相応しいのか。いまの時点では、決めきれていない。全部王座戦で無理をするよりは、大晦日らしいカードを堀口選手とも話し合っている」という。 新人デビューに関しては、「ビッグインパクトになるような『三浦孝太デビュー』のようなことはない。いまのところは外国勢含め、骨太なカードで『RIZIN.49』は出来ている。『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』を終えて、全10数試合を発表したい」とした。
◆4部構成も?「朝倉未来には違う形で力を発揮してもらいたい」
さらに「引退式」をリクエストしている朝倉未来について、グラップリングマッチ案について問われた榊原CEOは、「それだったら高田(延彦)キャプテンが柔術の試合をされたほうが、この10年の締めくくりとしていい。未来の柔術衣の試合を見るほど切ないものはない。未来には違う形で力を発揮してもらいたい。1回引退式の真意を含めて、近々に会って相談したい」と語る。 朝倉未来が協力する「違う形」とは何になるか。 「日本の団体にも協力してもらって」とも語った榊原CEOは、会見冒頭で、「10年目のアニバーサリーのいろいろな企画を取り揃えて最高の1日にすることをお約束します。最終交渉調整中というものが多いです。ビッグネームが来るかもしれないし、最初にお話ししたみたいにRIZINはフェデレーションということで、現状全部テーブルに載ってるものを全部やろうとすると『4部構成』になってしまいます。風呂敷を広げ過ぎてみんなにいろいろな提案をし過ぎたかもしれないけれど、それくらいあります」と、含みをもたせている。 大晦日朝から、もしかしたら元旦の日の出まで「格闘技づくし」の『RIZIN DECADE』の今後の発表に注目だ。
【関連記事】
- 【RIZIN】大晦日タイトルマッチ、王者・鈴木千裕「自分の欠点・弱みをどれだけ克服するかを追求してやってきた」×挑戦者・クレベル・コイケ「今の千裕は“ブンダモーリー”じゃないね」
- 【訃報】元パンクラス王者・三浦広光が43歳で急逝。海外、ボクシングでも活躍、BreakingDown出場が最後の試合
- 【RIZIN】平本蓮の大晦日出場は微妙に「怪我の問題含め準備が整うか」、平本の“約束”発言には「僕が守ってないことはあるのかもしれない。本人に聞いてみます」
- 【RIZIN】朝倉未来の引退式は「やるべきかなと思っています」が「飽くなき口説きはします」と榊原CEOは復帰を諦めない姿勢示す
- 【柔術】髙田延彦が柔術デビュー戦でアームロックで一本勝ち! 62歳で優勝