夏の滋賀を盛り上げる23人の逸材を紹介!近畿屈指の大型遊撃手・岩井(滋賀学園)、名門・近江の大エース西山など投打に人材揃い
7月6日に開幕する第106回全国高等学校野球選手権滋賀大会は48チームが参加し、7月27日に決勝戦を迎える。春の県大会は、滋賀学園の初優勝で幕を閉じた。今春の甲子園に出場した近江や復活を果たしつつある古豪・八幡商や新鋭校・彦根総合など実力校がひしめき、夏は激戦が予想される。今回は夏の活躍が楽しみな滋賀県の注目選手を紹介していきたい。 【一覧】滋賀県 注目選手
近江の大エース、伝統校・八幡商の144キロ右腕など私立、公立に好投手が点在
昨秋から春にかけてブレイクしたのが西山 恒誠投手(近江=3年)。最速143キロのストレートと鋭く曲がるスライダーを武器に好投を続けた。西山と遜色ない力を持つのが左腕の河越 大輝投手(近江=3年)。球速は130キロ台前半ながらカーブで緩急を上手く使った投球が光る。 滋賀学園も最速143キロの右の本格派である脇本 耀士投手(3年)と技巧派左腕の高橋 侠聖投手(3年)の二枚看板が強力。春の県大会では決勝で高橋が近江相手に完封した。
高卒プロ入りを目指しているのが田上 航投手(八幡商=3年)。187㎝の長身から最速144キロの速球を投げる本格派右腕で、将来が楽しみな逸材だ。田上を凌いでエースナンバーを背負う増田 優輝投手(3年)は制球力に優れた右腕である。 杉本 倫太郎投手(立命館守山=3年)は昨年から140キロ前後の速球を投げている本格派右腕。渡邉 煌多朗投手(比叡山=3年)は130キロ台前半のストレートとスライダーを巧みに操る左腕で、今春に大きく飛躍した。
2年生にも楽しみな投手がいる。海鉾 亨哉投手(彦根総合=2年)は入学前から期待されてきた大型左腕。今年に入って、ストレートに威力が増してきた。右腕の吉田 康清投手(彦根総合=2年)も力のある球を投げており、強力な二枚看板を形成しそうだ。 岡本 一徹投手(瀬田工=2年)は右下手投げ投げから130キロ前後のストレートとスライダーを器用に投げる。小椋和也監督が来年のプロ入りを狙わせたいと考えている逸材だ。