ドイツ税収、10月は前年比8.2%増 増加傾向続く
Maria Martinez [ベルリン 21日 ロイター] - ドイツ財務省が21日発表した月報によると、10月の連邦・地方政府の税収は前年同月比8.2%増の609億ユーロ(641億1000万ドル)だった。 多少の変動はあるものの、年初から増加傾向が続いているとした。 1─10月の税収は前年同期比3.3%増の6869億ユーロだった。 ドイツの第3・四半期国内総生産(GDP)は予想外に0.2%増加し、景気後退を回避。ただ、10月のインフレ率は予想を上回った。 月報は、先行指標がこのところ幾分改善しているが、全体としては依然として低水準にあるとした。 トランプ氏の米大統領復帰を念頭に「欧州連合(EU)からの輸入品に大規模な関税引き上げが実施された場合、今後数年間のドイツの輸出に顕著な影響が出る可能性がある」と指摘した。