マイコンカーの走りを見守る高校生＝長井市・長井工業高

　高校生が独自に製作した自走式マシンの性能を争うマイコンカーラリー県大会が26日、長井市の長井工業高で開かれた。県内9校の生徒41人が参加し、ベストタイムを目指した。 　マイコンカーはマイクロコンピューターを搭載した自走式のマシンで、コース全長約54メートルの路面にある白線を読み取りながら進む。参加者は愛車の出走を見守り、途中で停止したり、コースアウトしたりすると悔しそうな表情を見せた。 　完走した山形工業高3年鈴木義希さん（17）は「減速の仕方を見直し、良いタイムが出て良かった」と話した。県高校産業教育連盟工業専門部が主催した。上位入賞者は来年1月に岐阜県で開かれる全国大会に出場する。順位は次の通り。 　▽ベーシック　(1)大場翔空（山形工業）(2)軽部翔真（同）(3)中山憲吾（同）(4)相沢一汰（同）(5)小林岬季（同）▽アドバンスド　(1)鈴木義希（山形工業）(2)高橋光希（長井工業）(3)菅原勇希（羽黒）▽カメラ　(1)佐藤遥希（酒田光陵）(2)小松歩夢（同）