約8割が知らない「汗の臭いは春がピーク」の事実。ユニクロの調査結果とエアリズムの実力
春とは思えないほど気温が上がり、汗ばむ日が増えてきた。となると、気になるのが「汗の臭い」。実は、春にかく汗が1年で最も臭うのだとか。 ▶︎すべての写真を見る ユニクロが実施した「汗や臭いに関する意識調査」によると、61%の人が「今年の春・夏は早めの汗対策を意識している」と回答。昨今の異常気象で、「汗をかく」ことに世の中の関心が高まっている。さらに、日常生活のなかで「自身の汗の臭いが最も気になる」と男女ともに回答。一方で、8割の人が「春の汗が臭うことを知らない」と回答し、具体的な汗の対策時期は5月以降から増え、8月が最も多い回答となっている。
一番気にしたい春に汗対策をしている人はほぼいないというわけだ。
春の汗がいちばん臭うのには理由がある。 医師・桐村里紗氏によると、「冬の時季は汗をかきにくいので汗腺機能が弱まります。そのため、春にかく汗はミネラルを多く含み、ベタベタとしたものが特徴的で、常在菌が増え強い臭いが生じることも。今回の調査で、汗をかくことが嫌だと回答している人が約8割でしたが、汗をかくことは体温調節をする大事な役割を持っています。汗を抑制せず、1年を通して普段から汗腺トレーニング(適度な運動や入浴)を心掛け、良い汗をかく習慣が必要です。
そんなときにおすすめなのが、消臭やドライ機能のあるインナーの着用です。暑熱順化がうまく機能しない季節の変わり目にも上手に対処し、臭いの原因となる汗ムレへの軽減も期待できます。『馴化(じゅんか)』といって、自分の臭いは動物学的に気付きにくいとされており、他人より自分の臭いに対して感じ方は鈍くなります。生活習慣によって個人差がありますが、人は必ず体臭を持っています。自分は大丈夫と思わず日頃から意識しましょう」。
役立つインナー候補が「エアリズム」
そこで、機能的なインナーといえば「エアリズム」。 服を着ると、肌と服の間に「温度」「湿度」「気流(空気の流れ)」という3つの要素から成り立つ「衣服内の環境」が生まれる。この環境が乱れることによって発生するムレや暑さなど、さまざまな不快を解消するために開発されたのがエアリズムだ。 ドライ機能(吸汗速乾)で肌に下着が貼り付くような不快感をやわらげ、高い吸放湿性によりムレも軽減。さらに消臭、抗菌防臭機能でイヤな臭いも防ぐ。使用している繊維の細さは、髪の毛の約12分の1。極限まで細く、柔らかい繊維によって、なめらかで軽い着心地のインナーだ。