【夏場所】「琴桜」が50年ぶりに復活！ 朝乃山は小結復帰＆大の里も新小結にスピード昇進
大相撲夏場所（5月12日初日、東京・両国国技館）の新番付が30日、発表された。 今場所は大関琴ノ若改め琴桜（26＝佐渡ヶ嶽）が、元横綱で祖父のしこ名を襲名。1974年名古屋場所以来、50年ぶりに「琴桜」が復活した。新大関の春場所は10勝5敗で賜杯には届かず。偉大な祖父の名を継いだ今場所は心機一転、念願の初優勝を狙う。 【写真】51年前、不知火型で土俵入りする先代の琴桜 大関経験者の小結朝乃山（30＝高砂）は2021年秋場所以来、16場所ぶりの三役復帰。昨年夏場所の再入幕から6場所続けて平幕で足踏みを続けていたが、約2年半ぶりに役力士へ返り咲いた。かねて目標に掲げる大関復帰へ向けて、好成績を目指す。 新小結大の里（23＝二所ノ関）は、幕下付け出しデビューから所要6場所で新三役。昭和以降では逸ノ城の5場所に次ぐ、歴代2位のスピード昇進を果たした。新入幕から所要2場所以内での新三役は、2014年九州場所の逸ノ城（所要1場所）以来。所要2場所での新三役は、01年初場所の朝青龍以来のスピード記録となった。
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