「おばあちゃんの料理はおいしくない」と孫…手料理を喜ばれずショック【よろず相談室】
三原市の60代女性からの相談です。 「私は昔から料理が苦手です。先日息子夫婦に急用ができ、小3の男の子の孫を預かりました。いつも外食していたのですが、手料理を喜んでもらうことに憧れ、昼食と夕食を作りました。しかし、そうめんに添えた錦糸卵には手も付けず、野菜炒め(焼き肉のたれで味付け)とけんちん汁は『おばあちゃんの料理はおいしくない』と孫。ショックで今も落ち込んでいます。どんな手料理なら喜んでくれたの?皆さんはどうしていますか。何かお勧めの工夫があれば教えてください」
★おいしい一品研究
「決めの一品作戦」はどうでしょう。カレーなら食材やルーを徹底的に研究し、絶対においしい一品に仕上げるのです。具材は鶏肉、豚肉、シーフードなどお孫さんの好みを聞いておいて、トッピング用に温泉卵やブロッコリーを並べて自由に載せてもらう。品数を抑えつつ見栄えも良いので気分が楽になりますよ。(広島市安佐南区・主婦・52歳)
★自分で選ばせては
うちの両親も義父母も、娘と一緒にスーパーへ行き、冷凍食品のハンバーグやグラタンなど食べたい物を自分で選ばせているようです。娘も喜んでいます。ただ、時には「何でもありがたくいただきなさい」と厳しく言うのも大切。アレルギーがあれば仕方ないですけどね。親からしたら預かってくれるだけで大助かりですよ。(柳井市・会社員女性・38歳)
★総菜・外食に頼って
お孫さんの言葉をお嫁さんのしつけのせいにしない相談者さんは優しいですね。本格料理を簡単に作れる合わせ調味料を活用したり、総菜を買ったりしてもいいのでは。外食に頼るのも全然ありだと思います。私の経験からも、その方が子どもとの食事の時間を楽しめますよ。(山口市・主婦・46歳)
中国新聞社