ABCテレビ

　去年８月、堺市立小学校の男性教師が病気休暇を申請しているにもかかわらず、申請された期間にフィリピンに旅行に行っていたことがわかりました。 　堺市教育委員会によりますと、市立小学校の男性教師（２４）は去年７月から９月にかけて病気休暇を申請していましたが、申請された期間中の８月１０日から１６日の間に、主治医や管理職に相談や許可を得ることなく、フィリピンに旅行に行っていたということです。 　休暇申請期間の７月に前任校の歓送迎会に出席し、その席上で男性教師が「夏休みに海外旅行に行く」と話していたことなどから発覚しました。 　また、復帰後のことし１月には「研修に参加する」と出張申請をしたにもかかわらず、実際には参加せず帰宅していました。 　堺市教育委員会は、この男性教師を減給１０分の１（３ヵ月）の処分にしました。 　男性教師は８日で依願退職しています。