西武・陽川尚将選手(左)、蛭間拓哉選手(右)

◇プロ野球イースタン・リーグ 西武8-4楽天(10日、カーミニーク) 西武の主砲・山川穂高選手が9日のソフトバンク戦で緊急交代、10日に登録抹消が発表されました。 その穴を埋めるべく、1軍昇格のチャンスをうかがう2軍の選手がイースタン・リーグの楽天戦で活躍を見せました。 長打力を見せたのは現役ドラフトで阪神から移籍した陽川尚将選手。「5番・サード」でスタメン出場すると2回の第1打席。高めのストレートをとらえると、レフトのネットに突き刺さるソロホームランに。持ち前のパワーを見せつけます。 さらに1点を追う3回、2アウト1、2塁のチャンスの場面ではセンター前に同点タイムリー。この日は4打数2安打2打点と結果を残しました。 さらにドラフト1位ルーキー・蛭間拓哉選手もアピール。「2番・ライト」で出場すると3回の第2打席。1アウト1塁の場面でレフトの頭上を越えるタイムリーツーベースを放ち、打点を挙げました。7回にもヒットを放ち、この試合5打数2安打1打点。ここまでファームでは36打数15安打の打率.417と結果を残しています。 11日からホームで行われるロッテとの3連戦に向け、どの選手が1軍行きの切符を手にするか注目です。