『#19 柳川澄樺~ポンコツからチャンピオンへ~』女子プロレスマガジン リレーコラムSEASON2
女子プロレスマガジン リレーコラムSEASON2をご覧の皆さんはじめまして! プロレス団体JTO所属プロレスラーの柳川澄樺です! プロレスラーと言いましたが、他にもコンテンポラリーダンサー、そしてアウフギーサー(アウフギーサー名:ヤナガワールド)として3足のわらじで活動しています! プロレスラーとしては2020年11月11日に後楽園ホールでデビューしました。 幼少期からクラシックバレエを習っていた私はコンテンポラリーダンスというものに興味を示し、上京。 新国立劇場や池袋芸術劇場など様々な劇場で踊り、活動していましたが 2020年。 あれは突然にやってきたのです… そう、世の中を震撼させたコロナです。 コロナにより私の生活も一変し、元々プロレス観戦が趣味だったこともあり、プロレスのことを発信するYouTubeを始めたのがきっかけでJTOのTAKAみちのく代表に声をかけていただき、プロレスラーの道を歩むこととなりました。 デビュー戦では元JTO(現ガンバレ☆プロレス)で同日デビューのYuuRIとのシングルマッチで白星デビューを飾りましたが、まぁそこからは勝てない日々が続き、代表からは出来損ない、ポンコツと練習でも試合でも毎回怒られていたことを今でも思い出します。 正直あの頃はただただ辛かった…
そんな私に転機が訪れたのはデビューして1年後これまた同期で同日デビューの神姫楽ミサとタッグチーム1111(フォーワン)を結成したこと、2021年1月からのアイスリボンさんへのレギュラー参戦でした。 アイスリボンさんに参戦させていただいてから、それまでは月に1~2回だった試合数が一気に増え、毎月8~10試合くらいに増えたんです。それはもう始めはとにかく必死でした笑 でも、不思議と嫌になることはなくむしろどんどんプロレスが好きになっていきました。 今まで交わることのなかった選手との試合が新鮮でしたし、一気に世界が開けたように感じがして、プロレスって楽しいんだなって心から思えるようになったんです。 この頃からお客様から表情が変わったよね!と仰っていただくことが増えましたね。 それまで全く自分のプロレスに自信が持てなかったのですが、この辺りから少しずつですけど自信が持てるようになりました。