人生の終わりのための活動「終活」に利活用します。青森県南部町版の「エンディングノート」が完成し、民間団体が町に寄贈しました。 製作した「日本サンライフ終身身元保証協会」の田中圭理事長たち関係者が、工藤祐直町長に3千部を寄贈しました。 「エンディングノート」は、自分が望む医療や葬儀、親しい人へのメッセージなどを記入するものです。 南部町版の「エンディングノート」はA4サイズのフルカラーで34ページあり、デジタル遺品などを記入する欄が設けられています。 南部町の人口は現在、およそ1万6千人。このうち65歳以上の高齢者はおよそ6600人います。 【日本サンライフ終身身元保証協会　田中圭理事長】 「これまでの生きてきた証であったりとか、またこれから次の世代につないでいく思いだとか、そういったものをしっかりとつないでいくツールの1つとして使っていただければ良いかなと思っています」 「エンディングノート」は、27日から町の住民生活課の窓口などで、希望者に無料配布される予定です。 また、ホームページからダウンロードできるウェブ版も27日から利用可能となります。