「寺の購入」から「ソックリ商品」の購入、そして日ごろの買い物も…日本を攻略する中国人の驚きのSNS活用術
「賢い」買い物テクニック
さらにこんな「ズル賢い」利用法も。千葉県に住む中国人主婦・王さんが説明する。 「近所の激安スーパーで働く中国人従業員が、同じ地域に住む中国人のためにWeChatのグループを作って、毎朝7時にその日の格安目玉商品の情報を流しています。グループの規模は500人。欲しい商品がある場合は、取り置きをお願いして夕方に取りに行くことも。日本人のお客より早く情報も商品も手に入れることができるので、重宝していますよ」 同じ地域に住む日本人からすれば「どうして彼女たちだけ先にお得情報を得られるのか」と恨みたくもなるだろうが、店側も、大量の顧客を相手に情報を流したほうが利用客は増えるので、黙認しているという。 赤いSNS上では日々、日本の制度や仕組みの穴を突く大小の「攻略情報」が飛び交っている。これを看過していいのか……と目くじらを立てては、「日本人は領土並みに心が狭い」と言われてしまうだろうか。 「週刊現代」2024年12月7・14日合併号より
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)
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