大阪 地震で本散乱した旭区の古書店「過去の教訓生かして営業再開」
自宅の床に本を高く積んで置いておくのも危ない
このほか「自宅で畳や床の上に本を置いて、高く山積みにする方もおられるかもしれませんが、それもかなり危ない」と奥野さんは指摘する。
「あれこそ、一気に倒れて足に落ちたら身動きもとれなくなる。私も倉庫はスペースの関係上やむを得ず積んでいます。いまは今後また地震があったら怖いため、安全対策のため入ってもいません」と話していた。 18日の地震は営業時間外だったため、利用客にケガもなかった。そして、店舗の2階にある自宅では被害もなく家族も無事。「やはりもしもの時の備えは大切です」。奥野さんは、そう話しながら、本を整理する作業を行っていた。