中国ドラマ「君子盟」より、ジン・ボーラン（井柏然）演じる蘭珏（らんかく）。

中国ドラマ「君子盟」の配信とDVDリリースを記念して、ジン・ボーラン（井柏然）のインタビューコメントが到着した。 【画像】ジン・ボーラン（井柏然） 本作は、亡き父の汚名をそそぐため暗躍する官僚・蘭珏（らんかく）をジン・ボーラン、並外れた推理力を持つ貧しい書生・張屏（ちょうへい）をソン・ウェイロン（宋威龍）が演じたブロマンスミステリー時代劇。次々と起こる怪事件を捜査する2人が強い絆で結ばれていくさまが描かれる。 ジン・ボーランは、自身が演じた蘭珏について「正でもあり邪でもあり、腹黒さがありながら脆く、人に迎合しないように見えて人を惹き付けるところがあります」と解説する。いわく、蘭珏の名前の由来は「花の君子は貞節を守り通し蘭と為す。玉の音が清らかに響き珏と為す」。ジン・ボーランは「つまり、蘭のごとき君子で、気質は純粋で善良なのですが、復讐の念にとらわれ、駆り立てられ、策略をめぐらし、何かに取り憑かれたようになっています。混乱の中で真実を求めていく彼の人生は、大義に目覚めていく成長の軌跡とも言えます」とキャラクター像をさらに掘り下げていく。 劇中で一番チャレンジしがいのあったシーンには、張屏を仇敵の息子だと誤解した蘭珏が、父の冤罪を晴らすための証拠を偽造しようとする場面を挙げるジン・ボーラン。一番忘れられないシーンも、同様のシーンだと答えた。選んだ理由について「彼が幻覚の中で恐怖と怒りを解き放ち、それに抗う内なる本心と激烈な葛藤を見せるシーンです」と語る。 撮影中は共演者たちと和やかに過ごしたようで、「私たちの関係はよかったです。WeChatのグループトークでみんなで交流したり、現場の休憩時間には走り幅跳びや石投げをして遊んだりしていました」と回想。また俳優活動について聞かれると「生命力があるキャラクターを演じたい。また、違うタイプの作品にどんどん挑戦して、似たような役柄にとどまらないようにしたいと思っています」と答え、「観る人がリアルに感じられる人物像を演じられる俳優」を目指したいと明かした。 「君子盟」のBlu-ray / DVD SET1は販売中で、SET2は3月6日に発売。U-NEXTでも独占先行配信されている。 (c)Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd