新番組『ウルトラマンアーク』への出演が決まった注目の若手俳優・金田昇、「頭が真っ白な状態になったけどすごく嬉しかった」
■「芸能界に残るかどうか悩んでいたタイミングで…」
――一度は事務所に所属したものの、なかなか思うように結果に結びつかなかったんですね。何も活動していなかった半年間というのは、どのような思いで過ごされていたのでしょうか。 【金田昇】「当時はSNSを軸としたインフルエンサーが増えてきていた時期でもあったので、自分もSNSを頑張ったりして、自分だけでやってみてもいいのかなとは思っていましたが、芸能界に残るかどうか…というのはけっこう悩んでいました。そのころ大学3年生だったので、周りには就職活動している人も増えてきていて、“将来自分はどうしよう”、“何がしたいんだろう”と、路頭に迷っていた感じでした。ちょうどそのタイミングで、今のマネージャーさんに声をかけていただいたので、僕としては少し救われた気持ちになったのを覚えています。まさか声をかけてもらえるなんて思っていなかったので、もう1度、頑張ってみようと決意しました」 ――松竹エンタテインメント俳優スクールでは、どんなことを学びましたか? 【金田昇】「演技レッスンがメインだったのですが、基礎から様々なことを学びました。最後に舞台というか、それらの成果を披露する場があって、みんなで1つの作品を作り上げるということは初めてだったので、すごく良い経験になりました。ただ、正直当時のことはあまり記憶がないんです(苦笑)」 ――それはどうして? 【金田昇】「大学に通いながらアルバイトをしつつ、俳優スクールにも通って、オーディションを受けたり…、いろんなことを両立しながら生活していて。本当に忙しい日々だったので、毎日必死だったんです」 ――そんな中、オーディションで掴んだ『ウルトラマンアーク』のシュウ役。どんな想いでオーディションに臨まれたのでしょうか。 【金田昇】「俳優スクールでのレッスンが終了したタイミングだったので、このあたりで何か仕事を決めないとマズイし、決めたいという想いで受けに行きました。オーディションは、1人に対して、20人ほどのスタッフさんたちがズラっと並んでいて、全員が自分を見ているという環境の中で演技と質疑応答をやりました。でも、監督をはじめ、みなさん雰囲気がすごく柔らかい方々ばかりで、緊張よりもすごく楽しかった思い出が残っています」 ――手応えみたいなものはありました? 【金田昇】「とりあえず一生懸命やったという感じで、手応えに関してはぜんぜんわからなかったです」 ――出演が決まった際は、どのような想いが? 【金田昇】「最初はちょっと理解できなくて、頭が真っ白な状態になりましたが、すごく嬉しかったです。僕自身、感情をあまり表に出すタイプではないのですが、内心はめちゃくちゃ盛り上がっていました。ただ、その後に冷静になっていくにつれ、不安になっていって…。出演が決まったことは嬉しかったのですが、メインキャストで作品に出演するという経験が今までなかったので、どうやって臨めばよいのかわからなくて、不安のほうが大きくなっていきました。でも、実際撮影に入ると、スタッフさんたちが本当に優しくて、たくさんサポートしていただいて、安心して撮影に臨めましたし、撮影現場はすごく楽しいです」
【関連記事】
- 松本大輝「生まれてきて一番嬉しかった瞬間かもしれない」、ジュノンボーイグランプリから4年目で掴み取った『ウルトラマンデッカー』主演への想い
- 『第36回ジュノンボーイ』グランプリに透明感抜群の18歳・石山順征さん、「唯一無二の俳優になれるよう頑張りたい」と決意
- Netflix 映画『ULTRAMAN: RISING』、日本語吹き替え版の主人公に山田裕貴「全力で変身して、世界に轟かせたい」
- 春クール放送の連続ドラマに出演する人気俳優の所属事務所が新人を募集『2024春ドラマ特別オーディション』開催
- 『爆上戦隊ブンブンジャー』範道大也/ブンレッド 役の井内悠陽が所属するワタナベエンターテインメントが新人を募集【TEENS☆スター特別オーディション2024】