【社会人野球】日本生命 あと2死からプロ注目・山田健太の同点打&石伊雄太の勝ち越し打で2年連続都市対抗へ
◆都市対抗野球近畿地区第2次予選 ▽第1代表決定戦 日本生命4―3日本製鉄瀬戸内(30日・わかさスタジアム京都) 都市対抗大会(7月19~30日・東京D)近畿地区第2次予選・第1代表決定戦が行われ、日本生命が日本製鉄瀬戸内に逆転勝ちで、2年連続63度目の出場を決めた。 日本生命は初回1死一、二塁で4番・竹村陸右翼手が中前適時打を放って先制すると、続く立松由宇一塁手の中犠飛で1点を追加した。 日本製鉄瀬戸内は、5回2死三塁で9番の遠藤秀太中堅手が、右前適時打を放って1点を返した。6回に敵失から無死二、三塁の好機をつくり、4番・重宮涼一塁手の左犠飛で同点。さらに8回2死一、二塁で、5番・佐々木建介の右前適時打で勝ち越した。 追い込まれた日本生命は、最終9回1死から立松が右越え二塁打。続くプロ注目の山田健太二塁手の左越え適時二塁打で追いつくと、2死二塁で同じくプロ注目の石伊雄太捕手が勝ち越しの右前打を放った。 NPB7球団のスカウトが視察する中、ドラフト解禁年の山田と石伊の躍動でつかんだ2017年以来7年ぶりの近畿地区第1代表の座。石伊は「(山田)健太も最近、調子が悪くて、ああいう場面で一本出すというのは、チャンスで強いのは元々なんですけど、元々と言われながら打つのが難しいと思う。そこで一本出していたので、負けていられない気持ちもあって、打てたのかなと思います」と笑顔で振り返った。
報知新聞社