これは名品の予感。ファミマの「デニムパンツ」がコンビニで買えるレベルを超えている
私達の生活に欠かせないコンビニ。そして、大人のワードローブに欠かせないモノといえばデニムパンツです。なんと、ファミリーマートが展開する「Convenience Wear(コンビニエンスウェア)」より、デニムパンツが登場しましたよ! 【生地感やデザインを詳しくチェック】 パリコレデビューも果たした「ファセッタズム」のデザイナー、落合宏理氏が共同開発しているだけあって期待大! ということで、早速詳細を見ていきましょう。
■ちょいスリムなストレートシルエットは、あらゆる服装や靴と相性抜群!
「デニムパンツ インディゴ」(7990円)は、2023年11月24日に開業した複合施設「麻布台ヒルズ」のファミマ限定で購入できる、ちょっぴりレアなアイテムです。 素材は綿100%、重さは13オンス。公式サイトには「ヘビーウェイトの~」と記載がありますが、一般的なデニムパンツは10~14オンスですので、”ややヘビー寄りのレギュラーデニム”という感じでしょうか。 ワンウォッシュされているだけあって履き心地は申し分ナシ。縮みにくいのも良いですね。 「細部のディテールまでこだわったアイテム」という触れ込み通り、ウォッチ(コイン)ポケットも健在。こういう部分はとかく省略されがちなので、コンビニで買えるウェアといえども“決して手は抜かない”という、モノづくりへのプライドを感じさせます。 ファスナーは開閉しやすいYKK製。アタリの出方にこだわる人にとっては、ボタンフライ派もいるかもしれませんが、私はそこまでこだわりはないので、ここは全く問題ナシ。 バックポケットもスタンダードな五角形。コンビニエンスウェアは、アイテムによっては「◎」のようなシンボルマークをデザインすることもありますが、本アイテムにいたっては、そのようなデザインは一切入ってません。 ステッチはシングル、アウトシームは脇割り仕様。縫製は丁寧で、目立つようなほつれもありませんでした。 さて、実際履いてみました。Mサイズをチョイスしたところ、ウエスト、長さともにほぼぴったり! ユニクロの「スリムフィットジーンズ」と「レギュラーフィットジーンズ」のちょうど間くらいの絶妙なシルエットなんですが、ワンウォッシュの色味と相まって、キレイめな印象に。ゆえに、レザーシューズとの相性も良さそうです。裾をロールアップして着こなしに変化を加えるのもアリ。 なお、股下はMサイズで約70cmほど。ウエストは約80cmです。サイズ展開はMとLの2サイズのみ。心配な人はLサイズをチョイスしてベルトで調整するのをオススメします。 ちなみに、12月5日からはスウェットも登場。こちらは全国のファミリーマートで購入可能です。 素材には肌触りの良いUSAコットンを使用。そこそこ厚みがあるので、今時季はインナーとして活躍すること請け合いです。もちろん、今回紹介したデニムパンツと相性が良いのはいうまでもありません。 コンビニエンスウェアといえば、このパッケージもかわいいんですよね(※デニムはパッケージなし)。サイズはMとLの2サイズ展開。少しゆったりとしたシルエットに仕上がっているので、個人的にはMサイズでも良かったなと思いました。 なお、麻布台ヒルズ店限定商品は、デニムのほかにもチノパンやフリース、フライトジャケットなど、魅力的な商品が盛りだくさん。観光がてら、ちょっと特別な「コンビニエンスウェア」をご覧になってはいかがでしょうか。
<文/若澤 創(&GP)>