焼き菓子で涼しい釧路をPR 菓子処「なかじま」新商品
涼しい釧路をPRする土産物として利用してもらおうと、北海道の釧路菓子処「なかじま」(中島菓子舗・釧路市浦見3、中島徳政社長)は、焼き菓子の新商品「釧路は涼しい!!」を受注販売している。菓子の表面には釧路の涼しさを表現するため、青色の可食インクで北海道をデザインし、商品名と同じキャッチコピーなどが描かれている。(小西靖) 今年創立100周年を迎える釧路商工会議所が記念事業の一環として、観光誘致につなげる「釧路は涼しいプロジェクト」を展開。同所からPR用土産品の相談を受け、互いに知恵を絞り、この新商品を完成させた。 同商品はこれまでも販売してきた焼き菓子「焼きもなかクッキー釧路」を使い、表面のもなかに可食インク(食べられるインク)で模様を描いた。同インクが使える専用のフードプリンターは釧路市中小企業・小規模事業者活性化補助金「ビズサポ補助金」を活用して導入し、同商品はその第1号。価格は1枚130円。パッケージ(箱)は別料金。店頭売りはせず、受注販売のみで、注文を受けてから引き渡しまで1週間ほどで対応できるという。 中島社長は「この焼き菓子は釧路の観光大使といった思いで、涼しい釧路の土産品として使ってもらいたい」と話している。 営業時間は午前9時~午後7時。第2、4日曜休み。問い合わせは0154(41)2347へ。
釧路新聞