<工藤美桜>両親を惨殺する無期懲役犯で新境地に挑む 床嶋佳子、七五三掛龍也らオールキャスト解禁 ポスター、本予告も「連続ドラマW 坂の上の赤い屋根」
轟書房で主人公・橋本の同僚・小泉役は西村さんが演じる。上司の笠原に事件の小説の企画を進める橋本と沙奈を監視するように命じられ、巻き込まれていく。
その他、小学生時代の大渕を宮岡大愛さん、拘置所の刑務官・大野を渡辺光さん、高校1年生の大渕をアルバイトとして雇っていた地方のイベント会社社長・笹井を神保悟志さん、礼子の高校の時からの友人で弁護士の田所弓枝を水崎綾女さん、彩也子の母親、早智子を霧島れいかさん、天下り先の商社で役員を務めている礼子の父、鈴木俊彦を中村育二さんがそれぞれ演じる。
閑静な住宅街にある赤い屋根の家。18年前、この家で開業医の両親を殺害したのは、実の娘の青田彩也子(工藤さん)と、その恋人・大渕秀行(橋本さん)だった。大渕は裁判中に「早すぎた自叙伝」を出版し、過去に女子児童に手を掛けたことを告白。裁判では彼に洗脳された彩也子が凶行に及んだとされ、主犯の秀行は死刑、彩也子には無期懲役が確定した。それから数年後。「早すぎた自叙伝」を担当した轟書房の編集者、橋本涼(桐谷さん)のもとに、新人作家の小椋沙奈(倉科さん)から事件をモチーフにした小説の企画が持ち込まれる。橋本と沙奈は小説の連載を実現すべく、大渕死刑囚と獄中結婚した大渕礼子(蓮佛さん)や、大渕のかつての愛人で元敏腕編集者の市川聖子(斉藤さん)ら関係者たちの取材を始めていくうちに、黒い感情に引きずり込まれ……と展開する。
ポスターは、赤い屋根の家を、人物が囲うように並ぶ印象的なビジュアルで、“この悪はあなたにも存在するかもしれない”というキャッチコピーが添えられている。90秒の本予告は「女子高生両親殺害事件」と事件をモチーフにした小説化を発端に登場人物たちの闇がそれぞれ浮き彫りとなり、終盤には犯人の女子高生に関連する衝撃的な“疑惑”が垣間見える仕上がりだ。
「連続ドラマW 坂の上の赤い屋根」は、2024年3月3日から毎週日曜午後10時、WOWOWプライム、WOWOW 4K、WOWOWオンデマンドで放送・配信される。全5話。