【5月13日の虎に翼】第31話 弁護士実務を学ぶ寅子に花岡から電話が 優三は猪爪家を出ることに
【先週のあらすじ】 法学部最終学年の寅子(伊藤沙莉)たちは高等試験を受けるが不合格に。卒業後、寅子は法律事務所で働きながら再び試験に挑むが、香淑(ハ・ヨンス)と涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)は断念し、よね(土居志央梨)と優三(仲野太賀)は不合格。寅子は先輩ふたりと合格を果たし、日本初の女性弁護士が誕生。記者も集まる祝賀会で、寅子は女性も対等な社会を提唱し、よき弁護士を目指すと誓う。 ◆ ◆ 優三は弁護士の道を諦め、寅子の父・直言(岡部たかし)の工場で働くことを決めて、猪爪家を出る。寅子は、雲野(塚地武雅)の事務所で弁護士実務を学び始める。昭和14年。昼休みには同じく修習中の花岡(岩田剛典)や轟(戸塚純貴)と、公園で顔を合わせて励まし合うことが寅子の息抜きになっていた。雲野が担当していた事件が落ち着いたある夜、花岡から寅子に電話がかかってくる。 朝ドラ110作目の「虎に翼」は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・三淵嘉子がモデルのオリジナルストーリー。戦前戦後に道なき道を切り拓いた、弁護士や裁判官など法曹たちの情熱あふれる世界を描く。ヒロインの寅子を演じるのは、ドラマや映画・舞台において、シリアスからコメディまで確かな演技力で活躍する女優・伊藤沙莉。脚本は、よるドラ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香が担当する。