最初「違う」「イケメン過ぎ」と思ったら 後で「評価逆転」した実写版主人公たち
トレードマークのせいで賛否?
そのほか近年の作品では、『ミステリと言う勿れ』のドラマ化にも、さまざまな意見が見られました。原作は「このマンガがすごい!2019」「マンガ大賞2019」を受賞した、田村由美先生による人気マンガです。 主人公の大学生、「久能整」(くのう ととのう)が、不可解な事件を淡々と解決していく様子が痛快で、独特の雰囲気を醸し出す物語です。鋭い角度からの推理や、久能がひたすら語る哲学的でウンチクが含まれた語りも魅力で、多くのファンを獲得しています。 久能のトレードマークといえば、アフロにも似たボリューミーな天然パーマです。その久能にキャスティングされたのは、俳優の「菅田将暉」さんでした。しかし、以前から久能の配役に対し、「俳優の渡部豪太さんに似ている」と噂されていました。 そのことから、発表時は「菅田くんもいいけど、これは絶対に豪太くんだった」「脳内で豪太くんに変換してたのでギャップが…」といった声が相次ぎます。しかし、蓋を開けてみれば「菅田将暉の演技でマイルドになり親しみやすい主人公だった」「整くんの長セリフを、しっかり整くんのテンポで話している菅田将暉さんに感動」「あのセリフ量を本当に自然に湧き出ているかのように語れる演技力はさすが」と、菅田さんの久能は高く評価されました。 オファーを受けた後、原作を読んで惚れこんだという菅田さんは、地毛で久能の髪形を再現しただけでなく、原作者の田村先生に「逆取材」を行い、久能役にアプローチしていきます。田村先生も実写化発表に際して、撮影現場を訪れた際に「ああ……! 整が現実にいたらこんな感じなんだ!」と感激したコメントを寄せていました。ドラマ『ミステリと言う勿れ』は人気を博し、2023年に公開された映画版もヒットを飛ばしています。 ※山崎賢人さんの「崎」は「たつさき」が正しい表記 ※アシリパの「リ」は小文字が正しい表記
マグミクス編集部