吉沢亮主演『国宝』予告編公開 横浜流星、渡辺謙のソロビジュアルも
吉沢亮が主演を務める映画『国宝』の予告編が公開された。 原作は、2017年から朝日新聞で連載され、2018年に単行本化された吉田修一による同名小説。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公の50年を描いた壮大な一代記だ。監督は『フラガール』『悪人』で知られる李相日が務める。 【動画】映画『国宝』予告編 15歳のときに父親を亡くし、天涯孤独となった任侠出身の喜久雄(吉沢)は、彼の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)の家に引き取られる。歌舞伎という新しい世界を知った喜久雄は、半二郎の跡取り息子で名門の御曹司・大垣俊介(横浜流星)と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして、ともに芸を磨き、青春を捧げていた。 そんな中、事故で入院した半二郎から、自身の当たり役である名作『曽根崎心中』のお初役に跡取り息子の俊介ではなく、血筋でない喜久雄を選ぶことが告げられる。その一言がふたりの運命を揺るがし、周囲の人生をも翻弄していく――。 また、写真家の操上和美が撮影したポスタービジュアルも公開。喜久雄の目の下には、正義や勇気を表す赤い紅隈を彷彿とさせる化粧があり、何かを心に決めたような、彼の強い意志が感じられる仕上がりとなっている。さらに、横浜と渡辺の劇中ソロビジュアルも公開となった。 <作品情報> 映画『国宝』 2025年6月6日(金) 公開 (C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会