広島・栗林良吏があと2セーブで〝佐々岡超え〟「100セーブの時よりうれしい」
広島・栗林良吏投手(27)が20日、マツダスタジアムでの全体練習に参加し、リーグ戦が再開する21日の中日3連戦(バンテリンドーム)に向けキャッチボールなどで調整した。入団1年目から4シーズンで通算105セーブを挙げている鯉の守護神が〝佐々岡超え〟で恩返しすることを誓った。 【写真】マツダスタジアムでドタバタハプニング! ボールがいっぱい!? 「(5月に達成した通算)100セーブの時よりうれしい。今でもお会いする機会があれば話をする。去年だったら、不調の時に連絡をくださった」 現役時代に広島で通算138勝&106セーブをマークした佐々岡真司さん(56)は入団時の監督で抑えに抜てきしてもらった恩がある。報道陣からあと1セーブで106に並び、あと2セーブで超えることについて問われると「良いっすね」と笑った。 「今年は開幕から行けるところまで頑張ろう、という気持ち」 昨季は相次ぐけが、不振に苦しんだが、今季は復活を果たした。ここまで29試合に登板し、0勝1敗、19セーブ、防御率0・33。セーブ成功率100%を誇る〝失敗しない男〟が首位に立つチームの最終回のマウンドに立ちはだかる。