巨人の新助っ人「自分は中距離砲」も初の屋外フリーで防球ネット中段に突き刺しパワーも見せた
巨人の新外国人、エリエ・ヘルナンデス外野手(29)が15日、G球場で初の屋外フリー打撃を行った。計52スイングで6本のサク越えを記録した。 【写真】ヘルナンデス「エリと呼んで」入団会見 完璧な当たりだった。20スイング目、打撃投手を務めたウィーラー巡回打撃コーチの球をとらえると、打球は左翼の防護ネット中段に当たった。「自分では中距離砲と分析しています」という助っ人だが、十分なパワーを見せつけた。 持ち味の広角打法も披露。52スイング中、約7割の36球をセンターから逆方向へ、ライナー性の打球を飛ばした。ヘルナンデスと交互にフリー打撃を行った大城卓は「めっちゃスイングが速いなと。もちろんパワーもありますし、逆方向に結構意識して打っていたので、考えてやっているんだろうなというのも分かりました」と印象を語った。 右翼の位置でノックも受け、打球に素早く反応するなど、捕球を繰り返した。「積極果敢な走塁も持ち味」と言うように、ベースランニングでも軽快な動きを見せた。「いつでも試合に出られるようにしたい」。来日初実戦に向け、着々と準備を進めている。(井上 信太郎)
報知新聞社