山陰放送

26日、午後は九州と四国は雨が降るでしょう。なお九州では雷を伴い、激しい雨が降るおそれがあります。中国地方から関東も雲が多く、雨の降る所がある見込みです。北陸から北は雨が次第にやみ晴れ間が出るでしょう。 【画像を見る】東海・近畿・中国・九州などで28日（金）は警報級の「大雨」となる可能性【7月1日にかけての雨・風シミュレーション】 華中から九州にのびる梅雨前線は、27日にかけて九州をゆっくり北上する見込みです。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。薩摩、大隅地方では、26日昼過ぎから26日夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、27日朝から27日夜遅くにかけても断続的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。 また、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、27日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。 【雨の予想】 26日に予想される1時間降水量は多い所で、 　　薩摩地方　30ミリ 　　大隅地方　30ミリ 27日に予想される1時間降水量は多い所で、 　　薩摩地方　50ミリ 　　大隅地方　40ミリ 26日6時から27日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 　　薩摩地方　80ミリ 　　大隅地方　80ミリ 石川博康　気象予報士 「このあとも沖縄や奄美を除いて梅雨空が続きそうです。特に九州や近畿などでは警報級の大雨に警戒が必要です。 前線は日本の南岸から西日本付近に停滞する見込みです。26日から28日にかけて前線の活動が活発になり、26日～27日は九州で、28日は九州・中国・近畿・東海などで警報級の大雨になるおそれがあります。今後の情報に注意するようにしてください。 そして今週末も広い範囲で雨が降りそうです」 27日の山陰地方の天気です。 梅雨前線が中国地方まで北上する見込みで、山陰地方各地とも雲に覆われ、午後は雨が降る見込みです。日中の最高気温は26度から29度くらいで、きょうとほぼ同じか2度ほど低くなるでしょう。