丸山礼“すっぴんヒーロー”でTBSドラマ初主演「心からめっちゃありがとうございます」
タレントの丸山礼が、TBSドラマ『すっぴんヒーロー』(24日 後2:00)で同局ドラマ初主演を飾ることが決定した。 【場面カット】すっぴんヒーローが町を駆ける! 本作は、変身すると最強パワーを手に入れる代わりに“すっぴん”になってしまうという、悩めるスーパーヒーローの恋と勇気と葛藤を描く。 丸山が演じるのは、スーパーマーケットの店員として働く傍ら町の平和を守るために日々こっそりと活躍するスーパーヒーロー・広岡ひろこ。責任感が強く、困っている人がいたら見過ごせない性格の心優しきヒーローだが、誰もが想像する“格好良い”スーパーヒーローの姿からは程遠く、変身すると超人的なパワーを手に入れる代わりに「すっぴん・めがね・スウェット」という何とも言えないスタイルになってしまう。 巷で“すっぴんヒーロー”と呼ばれているひろこは、過去のトラウマから自分のすっぴんが恥ずかしく自信が持てないため、ヒーロー姿の自分を見られないよう正体を頑なに隠しながら戦っている。 そんなある日、ひろこは町の交番に赴任してきた爽やかな警察官・藤崎に出会い、一世一代の恋に落ちる。なんとか初デートに漕ぎつけ、二人の距離も徐々に縮まっていくのかと思いきや、町に怪しい悪の気配が忍び寄る。自分の正体を知らない藤崎の横で、ヒーローとして戦わなければいけない責任感と、好きな人にすっぴんを見られたくない乙女心の間で葛藤するひろこ。町の平和と恋心の両方を守ることができるのか…。 TBS入社4年目の國府美和がプロデュースし、ADとしてすっぴんで働いているときに思いついたという本企画をドラマ化。脚本は『パパとムスメの7日間』『プリティが多すぎる』などの荒井修子が担当する。 <主演・丸山礼> 丸山が主演を任せていただける人間になれたのは今までお世話になった皆様のおかげです。心からめっちゃありがとうございます。なんだか凄すぎて自分に引いてるときがありますが、ここはやはり堂々とせねばと少し背伸びしてみたりしながら、演技の世界においては日が浅く右足くらいしか踏み込めておりませんが、先輩の俳優のみなさん、スタッフさんたちにいろんな力をお借りしながらすっぴんヒーローを演じました。 プロデューサーの國府さんとは同い年ということもあり、絶対にお互いの役に立ちたい、一緒にこの世界の階段を駆け上がりたいという気持ちが常々ありました。 職業柄、ちょっとやはり笑わせて盛り上げたいなという気持ちを抑えて抑えて…普段コメディ色強めの役が多い私の味みたいなものをだいぶ薄めて、その上とろみをつけて「人らしさ」をプラスして、そんな中でコンプレックスと共に毎日を生きるような人生の「渋み」も垣間見える「広岡ひろ子」という等身大の女の子が出来上がったと思います。 トラウマやコンプレックスから自分を否定し続けるのは一旦やめて、そばにいてくれる人と手をとって笑い合って幸せになっていい資格がこの世のみんなに平等にあるんだ、って思わせてもらいました。見てくださる皆さんにもそれが伝わったらいいなと思います! <プロデューサー・國府美和> ADとしてすっぴんで働いているときに思いついた企画です。誰しも、電車の窓に映る自分の姿がなんだかボロボロに見えて、しょんぼりした気持ちになることがあるのではないかと思います。すっぴんであるかどうかはさておき、そんなときにふと思い出して、「わたしは格好悪くなんかない」と自分に言い聞かせられるようなドラマがあればいいなと思い、企画しました。 コメディ全開のラブストーリーやヒーローものならではのアクションシーンを気軽に楽しんでいただきつつ、がむしゃらに頑張るあまり余裕がなくなって自分のことを格好悪いと思ってしまう人たちに、みじめさやふがいなさを抱えながら目の前の現実と戦っている人たちに、ほんの少しだけでも勇気を届けられるとうれしいです。 主演の丸山礼さんには、“すっぴんヒーロー”という一風変わった役を本当にキュートに演じていただきました。オレンジ色のマントを翻す姿は頼もしいヒーローそのもので、「こんなヒーローが本当にいたらな~」と思わずにはいられません。撮影現場を日々笑いに包んでくださる、とっても素敵なヒーローでした。 荒井修子さんに書いていただいた、心をくすぐられる宝物のような脚本をもとに、まさにスーパーヒーローのようなキャスト・スタッフの皆様と一丸となって作り上げました。明るい気持ちになれる愛らしい作品になっていると思いますので、是非たくさんの人に見ていただけますと幸いです。