『男はつらいよ』山田洋次監督、倍賞千恵子、前田吟らが集結 博からさくらへの告白シーンの思い出
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映画『男はつらいよ』でメガホンをとった山田洋次監督(93)と、キャストの倍賞千恵子さん(83)、前田吟さん(80)たちが2日、トークイベントで映画の思い出を振り返りました。 【画像】『男はつらいよ』55周年記念の感謝祭 ファンの愛を確かめるイベント参加条件とは 山田監督たちが登場したのは、今年で10回目を迎える『寅さんサミット2024』。映画の舞台となった東京・柴又の特設会場で、山田監督と、寅さんの妹・さくらを演じた倍賞さん、さくらの夫・博を演じた前田さんたちが座談会を開催しました。
1969年に1作目が公開されて、今年で55周年を迎えた『男はつらいよ』。座談会の冒頭で山田監督は「55年前、第1作を撮った時の話をすればキリがない。たくさん思い出はあって」と振り返りました。
そして、山田監督は『男はつらいよ』1作目の名場面について、博がさくらに愛を告白をするシーンをあげ、「若者が恋をするってこんなにステキなんだ。愛を彼が懸命に告白する。なんてステキなんだろう。第1作の一番ステキな場面だった」と絶賛すると、倍賞さんも「(そのシーンは)私も好きでした。(博が)キラキラしててね。あんなふうに愛を告白されたら"はい!”ってすぐ返事しちゃうかなと。今そういうことないでしょう?」と語りました。 すると、山田監督がすかさず「今はマッチングアプリの時代だから」と返し、会場の笑いを誘いました。