石川県の基礎学力調査始まる 地震の影響で輪島市は不参加
北陸朝日放送
小中学生の基礎学力を調べる県独自の調査が17日、公立の小中学校で実施されました。地震で甚大な被害を受けた輪島市では全ての小中学校で実施を見送っています。 石川県基礎学力調査は全国学力テストで対象になっていない教科について、 子どもたちの学力や学習状況を把握するため、県が2002年度から独自に実施しています。 2024年度は地震で甚大な被害を受けた輪島市が被災状況を鑑み参加を見送っていて、輪島市を除く18の市と町の公立小中学校で実施されました。 参加しない自治体があるのは調査を開始して以来、初めてです。 対象は小学4年生と6年生そして中学3年生のおよそ2万7000人で、 小学4年生は国語と算数、小学6年生と中学3年生は社会と理科、英語について調査を行いました。 基礎学力調査の結果は7月中旬に各自治体の教育委員会や学校に配布され、教育指導の改善に役立てられます。 18日は小学6年生と中学3年生を対象に全国学力テストが実施されます。