ダービー3着馬ハーツコンチェルトは条件クラスで2連敗 影を潜めた豪快な爆発力…浮上のきっかけはどこに?
8日、東京競馬場で行われた3勝クラスのジューンS(芝2400メートル)に、昨年の日本ダービー3着馬ハーツコンチェルト(牡4・武井)が出走。単勝2・8倍の2番人気に支持されたが、結果は2着。前走の六社S(1番人気4着)に続いて3勝クラスで2連敗を喫した。 【写真】現4歳世代が〝壁〟にハネ返された昨年の有馬記念 レースはいつものように後方からスタート。向正面で少し動いて中団につけ、直線大外から追いだしを開始。ジワジワ脚を使ったが、3歳時のように前を豪快に捕らえる走りは見せられなかった。 前回で初めて着けたブリンカーをこの日は外して、途中でややポジションを取りにいく競馬も敢行。それでも結果が出なかった。 なかなか浮上のきっかけが見えないダービー3着馬。条件クラスで2連敗を喫したことについて、ネットでは「ダービー3着馬なのに3勝クラスも勝てないのか…」「さすがに外回しすぎとは思うけど、それでもこのメンツで勝ち切れないならもう厳しいなって印象」「ハーツコンチェルトが条件戦負ければ負けるほど4歳牡馬勢のレベルが浮き彫りに…」など様々な意見が出た。 このレースには同じ4歳馬でルメール騎乗のオープンファイアも人気(1番人気)を集めて出走していたが、こちらは直線内から伸びかけて、6着フィニッシュ。きさらぎ賞2着の底力を見せられずに終わっている。
東スポ競馬編集部