「kitchenさざん」店長の菅野勇馬さん（中央）、社長の奥山大輝さん（右）、スタッフ

　鉄板焼き店「kitchenさざん」（品川区西五反田2、TEL 03-6910-4660）が9月3日、西五反田にオープンした。経営は「TURQUOISE BLUE（ターコイズブルー）」（同）。（品川経済新聞） 【写真】「kitchenさざん」店内 　場所はJR五反田駅西口近くのビル2階で、韓国料理店跡を全面改装して活用する。店舗面積は16坪。席数は24席。店内はダークトーンで統一し、照明を落として落ち着いた雰囲気を演出する。 　同店は2021年10月、西五反田にオープンした「鉄板焼き さざん」の2号店。2023年5月に入社した菅野勇馬さんが店長を務める。開店の経緯について、社長の奥山大輝さんは「菅野の実力と、『自分の店を出したい』という熱意に押されて出店した。エリアやお客さまの雰囲気が好きなので、場所は五反田にすると決めていた。業態を広げ、『さざん』にまだ来たことがないお客さまにもアプローチしたい」と話す。 　和食がメインの「鉄板焼き さざん」に対し、「kitchenさざん」はビストロや和食居酒屋、中華料理店勤務歴のある菅野さんの経験を生かし、ステーキを中心にジャンルレスなメニューを提供する。「コンセプトは『町場の鉄板焼』。1号店は記念日などでの来店が主だが、当店はより日常的な利用を想定している。少しかしこまったイメージがある鉄板焼きを身近な存在にしたい」と菅野さん。 　フードメニューは、「和牛のトリュフタルタル」（900円）、「和牛筋のトマトグラタン」（1,000円）、「焼き野菜盛り合わせ」（1,500円）、「本日の鮮魚鉄板焼き」（時価）、「本日の鮮魚のカルパッチョ」、「豆腐のシーザーサラダ」（以上1,200円）、「合鴨胸肉」、「黒毛和牛ウチモモ」（以上4,000円）、「銘柄豚」（3,300円）など。5種類の中からメインディッシュを選べるコース（8,800円）も用意する。 　ドリンクメニューは、30種類のボトルワイン（5,000円～）、グラスワイン（1,000円～）、「サントリートリプル生」、各種サワー（以上800円）、各種ウイスキー（790円～）、ソフトドリンク（600円～）など。 　菅野さんは「鉄板焼きに限定しない業態なので、どんなことができるだろうかと考えるのが楽しい。自分の引き出しを生かして、メニューをもっと充実させていきたい」と話す。奥山さんは「五反田でおいしい物を食べたいという時に真っ先に店名が挙がるような、地域の誰もが知るようなグループに成長させたい」と意気込む。 　営業時間は平日・祝日＝17時～23時。日曜・月曜定休。