仙台89ERSが長崎のSF、荒谷裕秀を獲得「生まれ育った地元でプロ選手としてプレーするのはとても楽しみ」
長崎ヴェルカから完全移籍
仙台89ERSは11月15日、荒谷裕秀と2024-25シーズンの選手契約が合意に至ったことを発表した。なお、荒谷は長崎ヴェルカから完全移籍となる。 宮城県出身、現在25歳の荒谷は189cm86kgのスモールフォワード。白鴎大4年時に特別指定選手として宇都宮ブレックスに加入し、翌2021年6月にプロ契約を締結。2023年に長崎に移籍すると、すぐにローテーション入りし、平均19.56分のプレータイムで6.2得点、2.2リバウンド、2.6アシストといずれもキャリアハイの数字を残した。しかし、今シーズンはローテーションから外れわずか2試合の出場に留まっていた。 クラブは荒谷について以下のようにコメントしている。「荒谷選手のサイズがありながらハーフ、フルどちらの状況でも発揮出来る得点能力、ゲームメーク力は仙台のバスケに大きな+αをもたらしてくれると期待しております。選手にとって、より強く求められる場所でプレーできるチャンスは限られており、選手のキャリアにとって今回の移籍の決断が最適であることを証明するのは未来しかありません。地元仙台で覚悟を持ってキャリアを歩む荒谷選手への温かい応援をよろしくお願いします」 荒谷はクラブを通して「生まれ育った地元でプロ選手としてプレーする機会は誰もが得られるものではなく、とても楽しみにしています。まだまだ続くシーズンを、ともに闘っていきましょう!」とコメントしている。
バスケット・カウント編集部
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