コインチェック大塚取締役が会見(全文1)NEMの補償、ある程度めどがついた
先月26日に仮想通貨「NEM」の不正送金を発表したコインチェックが、13日午後8時から取締役の大塚雄介氏が記者会見を行った。同社は同日、金融庁による業務改善命令を受け、再発防止策を含む報告書を提出した。
大塚:すいません。皆さん、お待たせしております。 記者:待ってください。 大塚:大丈夫ですか。 記者:もうちょっと開いてもらえます? 大塚:皆さま。大丈夫ですか。お待たせしておりすいません。本日の時点でお話しできる範囲のところで、ちょっとお話しさせていただければと思います。まだ全てを【探して 00:00:27】いるわけではないので、また後日、ちゃんとお話しすることができるタイミングになりましたらば、それはあらためて、その機会を設けさせていただきたいと思いますので、今日時点でお話しできることをお話しさせていただければと思います。 まず本日、金融庁からいただきました業務改善命令に対しまして、報告書のほうを提出させていただきました。われわれといたしましては、継続して事業をさせていただくところと、今、一歩一歩改善のほうを進めておりまして、一歩一歩確認させていただきながら、今、事業のほうの再生に向けてやっている形になっております。 まず一歩目なのですが、本日、今まで日本円の出金を止めていたところに関しまして、出金のほうを再開させていただきました。本日付でいただいている、合計401億円に関しましては、既に出金指示のほうを終了させていただいておりまして、お客さまの手元のほうに出金のほうをさせていただいております。本日ないし明日以降、出金指示いただいたものに関しましても、継続して出金のほうをさせていただきますので、ユーザーの皆さまからいただきましたら、順次、出金のほうをさせていただくところになっております。 続いてNEMの補償でありましても、ある程度のめどは今、ついておりまして。