知人に殴る蹴るの暴行 “見張り役”の男性2人を不起訴 広島地検
知人の専門学生に暴行を加えて大けがをさせ5万円を奪ったなどとして逮捕された20歳の男性2人について、広島地検は不起訴にしました。 20歳の男性2人はほかの2人と共謀し、1月、広島市安佐南区で知人の男性に殴る蹴るの暴行を加えて大けがをさせ、現金5万円を奪った疑いなどで逮捕されました。 4人は「お金包むんか裏でボコられるんかどっちがいいんや」と言い、男性の鼻を折るなど重傷を負わせたということです。 このとき20歳の男性2人は被害者が逃げないよう見張り役をしたとされていました。 広島地検は20歳の男性2人について19日付で「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として不起訴にしました。 この事件を巡っては、2月21日付で20歳の男が傷害と強盗の罪で起訴されたほか、19歳の自称電気工事業の男が18日付で家庭裁判所から広島地検に逆送されています。