“高温使い捨て&何度でも使える&モバイルバッテリーになるタイプ”まで…6000回使えるものも!『進化するカイロ』最新事情 寒さ到来で注目 北海道
カイロ工業会によると、そもそもカイロは江戸時代、石を温めて懐に入れた『温石(おんじゃく)』がルーツといわれています。 さらに現在の使い捨てカイロの原型は1950年代前半、鉄を急速に酸化させると熱を発する化学反応を利用し、アメリカ兵が水筒のような容器に鉄の粉と食塩を入れてカイロとして使っていたのが始まりだそうです。 そこから進化を続け、いまの最新商品は…
「こちらは2つに分かれるタイプ。寒い両手に持ってポケットに入れる。(片方を)彼女に渡したりとかもできちゃったりするわけです」(石井さん) 身だしなみに便利なミラー付き。カイロとしては3~4時間、モバイルバッテリーとしても片方でスマホ1回分充電できるそうです。 ほかにも多機能なカイロが増えています。 新商品の「エレス イーカイロ カレ」はLEDライト機能付。約6センチ角のコンパクトなサイズで、持ち歩きに便利です。
さらにこんな可愛らしいタイプも… 「ネコの肉球みたいなもので、53℃、50℃、45℃と3段階で温度を選べます」(石井さん)
バッテリー式ではないアイテムも増えています。 こちら「つまんでアニマルズ ぬいぐるみウォーマー」はレンジで20秒から30秒チンするとほんのり温かくなるパックを中に入れて使います。 カワイイ見た目にも癒されますよね~。
さらにこちらの「ネコカイロ」は、中に透明な液体と金属片が入っていて、この金属を折り曲げると、瞬時に真っ白になり、30分から50分ほど使えるカイロに。 しかも…。 「取り出してゆでて透明になったら再度使えます」(石井さん) 約6000回繰り返し使えるエコなカイロなんです。
さらに出荷台数220万台以上という大人気シリーズ「蓄熱式 エコ湯たんぽ ぬくぬく ネコライク」。湯たんぽといいますが、お湯を入れるわけではありません。 「中に液体が入っていて、電気で温かくなります」(石井さん) 15分の蓄熱で最大8時間使えます。1回あたり電気代は約2.8円と経済的。お布団に入れたり、膝にのせてカイロとして使ったり、冬にうってつけのアイテムです。 いま進化しているカイロの数々。上手に使って寒い季節を乗り切りましょう!
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 北海道民に親しまれてきた「サザエ食品」がリニューアル 創業当時を再現した“げんこつサイズおはぎ” 中までタレがしみ込んだ“天むす” 人気のメニューがバージョンアップして登場
- 『アソビがマナビに!』次世代テーマパーク「リトルプラネット」がオープン 3Dお絵描きレーシング・デジタルボールプール・恐竜のしっぽをよける大縄跳び 個性的なアトラクション多数!
- 『自転車の酒気帯び運転』 道交法改正後、道内初の検挙 50代男性から基準値3倍のアルコール検出 「酒飲んで自転車を運転した。経営するバーで飲酒した」北海道札幌市
- 「アトツギ甲子園」に向け"中小企業の可能性"探る 会社を受け継ぐ決心した話や苦労したエピソードも披露 12月6日まで地方大会の参加者募集中 北海道札幌市
- 【今冬の札幌 雪事情は?】日本海側の降雪量は「多め」…12月から積雪50センチ超えた大雪は道路の雪すべて排雪!…気になるタイヤ交換はいつ?