佐賀県警の警察署に所属していた60代の男性巡査部長が警察手帳を紛失していたことが12日、分かった。廃棄物に紛れたとみられ、巡査部長は3月28日付で本部長訓戒を受けた。
県警監察課によると、巡査部長は警察手帳を勤務先で保管していて、3月下旬に紛失に気付いて上司に報告した。職場を整理していた際に誤ってごみと一緒に処分した可能性があり、「迷惑をかけて申し訳ありません」などと話している。
県警は懲戒処分ではないとして詳細は明らかにしていない。監察課は全ての職員に対し「(警察手帳などの)貸与品の管理に関して指導を徹底するよう指示した」としている。