ヤクルトじゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(2)絶好調もスタメン起用は
2年連続のリーグ優勝から一転、昨季はリーグ5位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。今季は巻き返しを図るシーズンとなり、若手選手の台頭が不可欠といえる。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
丸山和郁
・投打:左投左打 ・身長/体重:174cm/80kg ・生年月日:1999年7月18日 ・経歴:前橋育英高 - 明治大 ・ドラフト:2021年ドラフト2位 チームでは外野のスーパーサブとしての地位を確立している丸山和郁。今季はバットでも存在感を示している。 明治大では、4年時に2季連続でベストナインを受賞。俊足強肩の外野手として高く評価され、2021年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団した。 ルーキーイヤーから開幕一軍入りすると、同年9月にはリーグ優勝を決めるサヨナラ打を放ってヒーローに。同年は71試合出場で打率.233、1本塁打、9打点、2盗塁の成績で終えた。 昨季も代走や守備固めでの出場がメインとなり、67試合の出場で打率.206、7盗塁の成績に。盗塁数は増やしたものの、打撃面で課題を残した。 今季はオープン戦こそ目立つ数字を残せなかったが、開幕一軍を勝ち取った。レギュラーシーズンに入ってからは、少ない打席数の中でも結果を残している。 塩見泰隆やドミンゴ・サンタナの存在もあり、途中出場がメインとなっているが、スタメンで起用しても面白い存在だろう。
ベースボールチャンネル編集部