パナソニックと和歌山市がZEBで連携協定 ウェルビーイングも普及促進
パナソニック・エレクトリックワークス(EW)と和歌山市役所は27日、ZEB(ネットゼロ・エネルギー・ビル)およびWell-Being(ウェルビーイング)の普及促進と導入促進で連携協定を結んだ。同日和歌山市役所で尾花正啓市長とパナソニックEW和歌山電材営業所の伴野圭司所長が調印した。 和歌山市はこれまで、「同市で働きたい、住みたい」都市に選ばれる環境整備と脱炭素社会の実現に力をいれており、目的実現に向け、ZEBで知見のあるパナソニックEWと連携することになった。 今回の連携事項は、公共施設および民間施設のZEB化改修の可能性調査、ZEB化手法の検討、ZEB化の認知度向上および普及促進、環境創造型ウェルビーイングの普及促進の4項目。 尾花市長は「職場を含めたウェルビーイングを整備していくうえで両者が積極的に協力していきたい」と述べた。 伴野所長は「和歌山市は大学誘致などに積極的で、ビルの新築に意欲をみせている点で評価できる。また市内では既存の建物のZEB化を推進していきたい」と語った。
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