再び「メディア規制法案」提出 ジョージアで大規模反対集会
トビリシ、ジョージア、4月16日 (AP) ― ジョージアの首都トビリシで4月15日、政府のメディア規制法案に反対する数千人の市民が抗議集会を開いた。 この法案は、メディアや非営利団体が予算の20%以上を外国資本から得ている場合、外国の影響下にあるとして登録を義務付ける内容で、反対運動が起こっている。 この法案は、ロシアがクレムリンと対立している独立系ニュースメディアや組織に、汚名を着せるために使っている法律に似ているとして、反対派が「ロシアの法律」と呼び、非難している。 反対派はまた、この法律を成立させることは、昨年念願の候補国資格を獲得したジョージアの欧州連合(EU)加盟を妨害することになるとしている。 この法案は、1年前に政権与党である「ジョージアの夢」党が、大規模な街頭抗議を受けて撤回するに至った法案とほぼ同じ内容。唯一の変更点はメディアやNPOは「外国の影響力の代理人」から、「外国の影響下ある」として登録しなければならないとした点だ。 (日本語翻訳・編集 アフロ)