結成9年目マジカル・パンチライン、憧れのキャナルシティ博多でミニライブ 「昔と今を感じられる」3rdアルバムの魅力も語る
発見があったイベントツアー
――3rdアルバム「MAGiCAL BOX」の魅力やポイントを教えてください。 吉澤 新曲が2曲あります。デジタルリリースしていた曲や前体制にリリースした曲を現在のメンバーで歌い直しました。アルバムを発売させていただくのも2年ぶりで、この2年間のメンバーの成長や、歌い方に注目してほしいです。特に「マジカル・トキメキハイビーム」という今回のリード曲はめちゃくちゃ盛り上がる曲なんです。私たちも楽しくなるし、ファンの皆さんも歌って踊って楽しんでくださる曲となっています。 山本 グループ結成当初のコンセプトだった〝魔法感〟が最近は薄れつつあったんですけど、この「マジカル・トキメキハイビーム」はとても〝魔法感〟があります。昔と今を感じられるようなアルバムになってるんじゃないかなって思います。 ――4月からスタートしたイベントツアーでは全国を回りました。今回、学んだことや成長したと実感することはありますか? 宇佐美 スタートした頃から「はじめて!?パンチライン!」というタイトルでやっていました。私たちを初めて見てくださる方が多かったです。そういう方たちに「知ってもらおう!」という気持ちが強くありました。そのなかで、マジパンを知ってもらうためには何が足りないか、メンバーで話し合いました。「初めましてでたくさんレスを送りたいけど、きちんとパフォーマンスを見てもらうことも大事だよね」という話になって。パフォーマンスやセットリストを試行錯誤しました。終盤には場所によって、どういうふうに見てもらうのが良いとかが分かって、そういう発見があった期間になったと思います。 山本 確かに。 沖口 その通りです! ――グループの今後の目標は? 沖口 結成して9年が経過したんですけど、過去のマジパンと差をつけたいです。今のこの5人で、これまでの思い出を超えるようなグループにできると思います。ワンマンライブのキャパシティももっと広げていきたいです。 メンバーが成長して、「名前を知ってたけどちょっと見てみようかな」という方に好きになってもらえたり、まだ出会っていないはじめましての方々にもマジパンを知ってもらって、好きになってもらえる魅力的なグループにしたいです。まずは1000人の観客が入る会場を満員で埋めたいです。それだけじゃなくて世界中に飛び出して、「マジパンを見てるとハッピーになれるね」って思ってもらえるグループになりたいです!(取材/構成・佐藤泰輔) ■マジカル・パンチライン 2016年7月、ミニアルバム「MAGiCAL PUNCHLiNE」でメジャーデビュー。20年2月、結成4周年を記念した1stフルアルバム「MAGiCAL SUPERMARKET」がオリコンウィークリーランキング8位を記録した。21年から現在の5人体制で活動。今年2月にはZepp Shinjukuで結成8周年記念ワンマンライブを開催した。6月19日の3rdアルバム「MAGiCAL BOX」をリリースする。 ■沖口優奈(おきぐち・ゆうな) 1998年2月10日生まれ。大阪府出身。趣味はカメラと人間観察。特技はタロット占い、手の親指が人より曲がること。 ■吉澤悠華(よしざわ・はるか) 2003年7月8日生まれ。東京都出身。趣味はファッションとメイク。衣装のデザインやフラフープ、バレエ、口笛を得意としている。 ■益田珠希(まずだ・たまき) 2004年1月30日生まれ。新潟県出身。読書と音楽鑑賞が趣味。特技はバスケットボール。 ■山本花奈(やまもと・はな) 2006年1月22日生まれ。神奈川県出身。趣味は歌とダンス。外郎売りを特技に持つ。 ■宇佐美空来(うさみ・そら) 2007年12月8日生まれ。神奈川県出身。趣味は百人一首とウクレレ弾き語りを含む歌うこと。特技はウクレレとギター。
西日本新聞社