木村拓哉「いきなり!?」シンガーソングライターAIがゴスペルを始めるきっかけに驚きの声
木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。 2月のマンスリーゲストは、シンガーソングライターのAIさん。2月4日(日)の放送では、AIさんの原点となるゴスペルとの出会いなどについて語っていただきました。
アメリカ・ロサンゼルス生まれ、鹿児島県鹿児島市育ちのAIさん。4歳の頃、父親の仕事の関係で鹿児島に移り、10代のときに渡米したロサンゼルスでゴスペルやダンスなどを経験し、帰国後の2000年にデビューします。 シンガーソングライター・AIさんの原点として知られるゴスペルですが、どのように出会ったのでしょうか?
AIさんは、ゴスペルに出会った時期については「はっきり覚えていないんですけど、(親戚の)おばちゃんの1人に、ゴスペル・クワイア(ゴスペル音楽の聖歌隊)が歌っている教会に誘ってもらって」と当時を回顧。 続けて「当時は『教会ってなに?』みたいな感じだったんですけど、大きくなっていろいろ分かるようになった頃にまた一緒に行ったら、そこでゴスペル・クワイアが歌っていた歌詞が、自分のなかにすごく入ってきたんです」と明かします。 「それこそ、『あなたは1人じゃないから』みたいな歌詞とか、気持ちを持ち上げてくれそうな歌詞を初めて感じて、感動したんですよね」と言い、そこに自分も入りたいと思ったそうです。 「そうしたらおばさんから『やりたいの?』と聞かれたので『うん」と答えたら、『OK, Come!』ってそこに連れて行ってくれて、牧師さんに『この子がクワイアに入りたいの』って説明してくれて、牧師さんが普通に『Welcome!』って」と当時の様子を語ります。 その後、やってきた女性から唐突に「OK, Sing!」と言われたと明かすと、木村は「いきなり!?」と驚きの声をあげます。 AIさんは「そうです。いきなり『Shing!』って言われても……と思って、それで頭がパニックになって「Twinkle, Twinkle, Little Star♪」みたいな感じで歌いました。それしか出てこなかった」と、童謡の「きらきら星(Twinkle Twinkle Little Star)」を披露したと告白。 すると、AIさんの歌声を聴いた女性から「OK! あなたはアルトだね。毎週火曜がリハーサルだから、毎週来てアルトのセクションに行ってね」と言われ、そこから3年間、そのゴスペル・クワイアで活動したそうです。 一連のエピソードを聞いた木村は、「(最初に迎えてくれた)牧師さんの一言、相当デカいっすね」と感心した様子でAIさんの話に聞き入っていました。 番組では他にも、AIさんが幼少期に聴いて印象に残っている楽曲などについて伺いました。 (TOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」2月4日(日)放送より)