61歳が情熱の赤ビキニに身を包みコンテスト優勝! 毎朝の化粧前トレーニングで肩を強化
出場者のカラフルな衣装が『マッスルゲート四国』のステージを華やかに彩る。ビキニフィットネス・マスターズ(35歳以上)の部に出場した森田直美(もりた・なおみ/61)さんは、情熱の赤ビキニに身を包み、堂々としたステージングを披露。見事、優勝を果たした。 【写真】還暦に見えない!森田直美さんのくびれ
還暦を迎えたとは思えないほどの引き締まった肉体美の秘密と、大会出場への意欲について伺った。 そこまでいうほど太った体型ではないものの、下半身太りが気になっていた森田さん。フィットネストレーナーとして人気のAyaさんの引き締まった筋肉美ボディに憧れて、トレーニングを開始したのは2020年のこと。還暦へのカウントダウンが始まったタイミングだった。 2021年から別団体が開催するボディコンテストへ積極的に出場。8月に香川県で開催されたJBBFの地方大会(香川大会)に出場したことがきっかけで、「筋肉美で競いたい!」という気持ちが芽生えたという。 そんな森田さんの肉体を作っているのは、趣味のレスミルズと筋トレの組み合わせ、そしてあさんぽ(朝の散歩)だ。レスミルズとは、曲に合わせた振り付けをインストラクターと共に行うグループフィットネスプログラム。 「レスミルズの前に1時間弱の筋トレから入ります。肩・背中・脚を中心に、頻度は週5回ほど。ケーブルやスミスマシンを使って重量を扱いながら、トレーニングを行います」 筋トレ後にレスミルズのプログラムを受ける森田さん。曜日によって受けるプログラムは異なるが、最近「ボディパンプ」というプログラムを取り入れた。ボディパンプは低重量~中重量のバーベルを繰り返し上下運動させ、全身へのワークアウトができるのだ。 「以前は、筋トレをしているからボディパンプを受けなくてもいいだろうって考えていたんです。でも、やり始めたら相乗効果で身体つきが変わり初めました。特に進化を感じるのは、背中の広がりです!」 森田さんは、ボディパンプを有酸素運動的な位置付けとして行っており、低重量・高レップの運動が1時間ほど続く。レッスンが終わった後はオールアウトしたような感覚になるのだそう。 また昨年の5月から、2km歩いて2km走るというあさんぽをほぼ毎朝行っている。ルーティンワークとして行うことで体内のスイッチが入るようだ。さらにもう一つ、森田さんが毎日行っている自宅トレーニングを教えてくれた。 「去年、ALL JAPANに出て肩が足りないことを痛感しました。なので、毎朝化粧前に5kgダンベルでサイドレイズ40回、ショルダープレス20回、リアレイズ20回をやっているんですよ。もっと肩が育つように!」 今年もALL JAPANへの出場を目標にしているそうで、「まずは出場資格を取るために、JBBF地方大会の3位入賞を目指す」という。
さらに、「今年は初めてサマー・スタイル・アワードにも出てみたいと思っているんです。ビキニ(ベティ)やウィメンズスポーツモデルにも挑戦したい!」と、はつらつとした声で話してくれた。森田さんにとって、年齢はただの数字でしかないのだろう。
取材:小笠拡子