前S班の守澤太志、二予で眞杉匠を差し3か月ぶりの1着に笑顔「ダービーより自転車進む!」/函館競輪G3
函館競輪のナイター「五稜郭杯争奪戦(G3)」は17日、2日目を開催。10Rで1着を取った守澤太志(38歳・秋田=96期)に話を聞いた。 『通過点』の二次予選は眞杉匠のロングカマシを計ったように寸チョン。3月、4月は斡旋が止まっていたのでこの1着は実に3か月ぶり。今年の3勝目となった。 「眞杉君が気を使って走ってくれたおかげ。引くとき前輪がカカっていたからどこで行くんだろうと思ったけど、すぐに行ってくれましたね。力が違うなって感じでした。何とか差せてよかったです」 北日本ラインを固めた初日特選は古性優作に捌かれる痛恨のレースとなったが、今日はきっちり結果を出して本人もひと安心といった感じ。 「昨日は古性君とハウスしたりして、油断というか、やっちゃったなというところがあったので、その分も今日はしっかり走ろうと思っていました。見てもらった通りで今日の1着は眞杉君のおかげですけど、僕自身も前回より自転車が進むようになって、レースの踏み方になってきた。だいぶマシだなと思います」 3日目に行われる準決勝は気心知れた新山響平と一緒になったし、持ち場の仕事をしっかりしてからゴール前勝負に持ち込む。(アオケイ・長谷川記者)