夜はじめ頃にかけ大雨のおそれ 土砂災害など警戒 熊本
熊本朝日放送
熊本県で線状降水帯が発生するおそれはなくなりましたが、引き続き、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。 木脇みなみ記者 「午前8時半の熊本市西区です。雨脚が強まってきました。大粒の雨が勢いよく地面を叩きつけています」 1時間雨量は、阿蘇市で42.5ミリ、菊池市で31.5ミリなど、激しい雨を観測。 降り始めから28日午前11時までの雨量は、阿蘇市168ミリ、菊池市で126ミリなどとなっています。 JR豊肥線は、肥後大津~豊後竹田間で、JR鹿児島線は、荒尾~熊本間で運転を見合わせるなど影響が出ました。 川西竜太記者 「降り続く雨の影響で、用水路から水があふれ出ています。あふれ出た水は川の様に流れていきます」 川の水位も上がり、井芹川と健軍川は一時、氾濫危険水位に達しました。 気象台によりますと、熊本県内では、28日夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。予想される雨量は、いずれも多いところで、次の通りです。 ◆1時間雨量 40ミリ ◆24時間雨量 100ミリ 夜遅くまで、土砂災害に十分注意し、低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要です。