2連敗で最下位脱出はならず。カウンターからの大量失点に北海道・嵯峨祐太監督「準備不足は、このリーグであっちゃいけない」【F1下位リーグ・第24節|記者会見/横浜vs北海道】
12月23日、町田市立総合体育館にてFリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン下位リーグ・第24節が行われ、エスポラーダ北海道とY.S.C.C.横浜が対戦。北海道は1-4で敗戦した。 北海道は、22日の湘南ベルマーレ戦に続いて2日連続での試合に臨んだ。23試合を終えて最下位の北海道は何がなんでも勝利がほしい状況だったが、開始4分で横浜に先制点を許してしまう。14分にも2点目を決められると、第1ピリオド終了間際に室田祐希が底辺でボールを失ってのカウンターから0-3。第2ピリオドではGK関口優志を高い位置に上げて攻撃を仕掛ける。25分、関口が左足から放ったパスを水上玄太がワンタッチで流し込む。その後、室田をGKにしてパワープレーを仕掛けたが、ラスト4秒で4点目を奪われ、1-4で試合終了。ファイナルシーズンの町田ラウンドは2敗で勝ち点を積み上げられなかった。 試合を終え、嵯峨祐太監督と鈴木裕太郎が記者会見に出席した。
プレーの質どうこうよりも……
●エスポラーダ北海道|嵯峨祐太監督 ──試合を振り返って。 たくさんのお客さん、サポーターの方がいる、本当に良い雰囲気の中でプレーできたことを、とてもありがたく思っています。 ゲームの内容を振り返ると、前半が良くなかった。いつもそうなんですが、プレーの質どうこうより、準備のところが大きかったと感じています。このリーグであっちゃいけないことだと思っているので、自分の中でも整理して、どうするか考えたい。 せっかく見に来てくださっているお客さんに、フットサルの素晴らしさが伝わらない前半になってしまったと感じます。もう一度、2週間準備して、良いゲームを(ファイナルシーズンの)残り3試合できるようにしたいです。 ──昨日の試合で引き分けとはいえ、1つ上の順位にいるフウガドールすみだが勝ち点を積んで、プレッシャーもあったのか? 選手たちがどういう気持ちで臨んだか、全てはわからないところもありますが、1個1個勝っていかなければ勝ち点差は縮まりません。ファイナルシーズン5試合、1つ1つを頑張ろう。もちろん5勝できたらよかったですが、1試合1試合を大事に戦おうと臨みました。 ──パスミスやドリブルで簡単にボールを失ってのカウンターから何度も失点していて、リスクマネジメントがほとんどできていなかったのではないか。レギュラーシーズンの22試合を終えても、チームが抱える課題がずっと改善されていないように感じるが。 おっしゃる通りで、リスクマネジメントについて考えなければいけないと思わされる試合でした。ずっと前向きな声をかけてきたが、改善できていないのが現実です。残り3試合、どうすれば今のチーム状況を変えられるか。しっかりと考えていきたいです。
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