来場者でにぎわう工芸品コーナー。久米島紬などが並ぶ＝９日、那覇市久茂地・タイムスビル（竹尾智勇撮影）

[2023 久米島町 観光・物産と芸能フェア] 　那覇市久茂地のタイムスビルで開催中の沖縄タイムスふるさと元気応援企画第32弾「久米島町　観光・物産と芸能フェア」（主催・久米島商工会、久米島町、沖縄タイムス社）は9日も、島の特産品を買い求める客や飲食を楽しむ人たちでにぎわった。最終日の10日は午前10時～午後6時。 【写真】マツコさんも称賛　観光客に大人気の久米島「島味噌もやしそば」 　展示された久米島紬（つむぎ）に見入っていた玉城千賀子さん（54）=那覇市=は「伝統工芸品が好き。すごくすてき」と笑顔を見せた。 　車エビの素揚げを食べていた上里莉緒さん（11）と大翔さん（9）=浦添市=は「カリカリしてておいしい」と満足そうだった。 　タイムスホールで「現代版組踊　月光の按司ガサシワカチャラ」の公演もあり、久米島町の小中高生が歴史上の人物の悲劇を歌と踊りで表現した。10日の公演は午後1時から。チケットは大人2千円、高校生以下千円で、タイムスホール前で販売する。（社会部・當銘悠）