ことしの最高賞は3作品 「埼玉文学賞」授賞式/埼玉県
県民などから募集した文学作品を表彰する「埼玉文学賞」の授賞式が7日、さいたま市で開かれました。 「埼玉文学賞」は、県民や県内に通勤・通学する人のほか、県外に住む人も募集の対象となっています。 県外に住む場合は、埼玉との関わりをテーマにすることが条件です。 ことしは小説・短歌・詩・俳句の4つの部門で、国内だけでなく、フランスなど海外からも応募があり、合わせて796点が集まりました。 今回、最高賞にあたる正賞に選ばれたのは3つの作品です。 小説部門で、草加市に住む葭谷隼人さんが書いた「層を読む」、短歌の部門で、鴻巣市の黒沢梓さんが詠んだ「細き首」、俳句部門では、上尾市の福嶋すず菜さんが詠んだ「手をつなぐ」が受賞しています。