『アド街』4代目MC・片渕茜アナが卒業、22年入社・中原みなみアナにバトンタッチ 宣伝部長・井ノ原快彦もねぎらい【コメントあり】
『出没!アド街ック天国』(テレ東系 毎週土曜 午後9時)の4代目MCの片渕茜アナウンサーが3月30日(土)の放送をもって卒業。5代目には中原みなみアナウンサーが就任し、4月6日(土)放送回から出演する。 【写真】初々しく「出没!」ポーズを決める中原みなみアナ このたび、MCの井ノ原快彦の相棒、片渕茜アナが『アド街』最後の収録に臨み、後任アナウンサーとバトンタッチした。片渕アナは、3月30日放送「渋谷 百軒店」(15分拡大)までの出演となり、2021年1月9日放送の「ハッピーな埼玉」から3年3か月にわたり出演したことになる。 最後の収録では、2代目宣伝部長・井ノ原快彦と片渕アナが2人で一緒に言う「出没!」の決めぜりふに関し、「最初のうちはなかなか(タイミングが)合わなかったけど、もう“せーの”と言わなくても合うようになっちゃいましたね」と井ノ原が感慨深く語る場面も。 収録後、片渕アナは井ノ原から花束を受け取り「私は番組を離れてしまうのですが、これからもいろいろな街の変化や、変わらない街の良さは、アド街で引き続き何年も何十年もお届けしていくと思いますので、それをこれからは一視聴者として楽しく見ていけたらいいなと思っています」と。峰竜太、薬丸裕英、山田五郎ら出演者からも温かいエールが送られ、スタッフの拍手に包まれての卒業となった。 そして、5代目を務めるのは、2022年入社の中原みなみアナウンサー。中原アナは、4月6日放送「麻布十番2024」(15分拡大)から登場する。 井ノ原は「(片渕アナは)安心感があって、年下なのですがお姉ちゃんみたいな感じで、支えてくれたことの方が多かったなと思います。また、(アド街の公式)Instagramが始まって、佐賀弁でしゃべってくれたり、いろいろな変化をもたらしてくれました。報道にいかれるということで、とても合っているんじゃないかなと思いますし、(アド街を)外から見た時に何か思うことがあったらまた教えてほしいなって、そういう存在だったなと思います。いつでも遊びに来てください。お疲れさまでした!」と、片渕アナへの労いのメッセージを寄せた。 <片渕茜(テレビ東京アナウンサー)コメント> アド街4代目MCを3年3か月務めさせていただきましたが、本当にあっという間でした。社会人になるまで九州を出たことがなく、就任当時は東京や関東近郊のことはあまり詳しくありませんでしたが、今では「この街にはこんなおいしいお店があるよね!」「あの街にはこんな歴史があるそうだね!」と、私よりも長く関東に住んでいる人にもうんちくを語ってしまうほどです(笑)。 東京は街によってそこで生活をしている人の年齢層やファッション、聞こえてくる会話、景色などが全く違っていて、それぞれが自分と似た街を探していたり、そこに住んだりしているように感じます。私も番組を通して、自分が今魅力を感じる街ってどんなところだろう、と自分の現在地を探る機会をもつことができました。 そんな街ごとの個性をアド街を通して知ることができたのは、数か月かけて自らの足で取材をして、放送を迎える頃にはすでに街のことを大好きになっているスタッフの皆さん、どんな街のことにも詳しく、それぞれの角度から深堀りしてくださる峰さん、薬丸さん、五郎さん、その個性あふれるトークをいつも優しく笑顔で聞きながら受け止めてくださる井ノ原さん、そしてアド街の取材を快く受けてくださり、街の魅力を生き生きと話してくださるその街の皆さんのお陰です。ありがとうございました。 もうすぐ30年を迎えるアド街ですが、今後も10年、20年と末長く続いてほしいと心から願っています。中原アナにバトンタッチした4月からのアド街にも、どうぞご期待ください! <中原みなみ(テレビ東京アナウンサー)コメント> 4月で30年目となる『出没!アド街ック天国』。そのようなすてきな節目に5代目MCとして温かく迎え入れてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。片渕アナから受け継いだ、この歴史あるバトンを大切にし、長年番組を盛り上げてくださっているレギュラーの井ノ原さん、峰さん、薬丸さん、山田さんをそっと支えられるよう、精いっぱい努めたいと思います。 出身は神奈川県で、東京で暮らすようになり2年目。行ったことのない街、食べたことのないご飯、その街に息づく人たちの表情など、知らないこと、見てみたいもの、食べてみたいものがたくさんあります。ひょっとするとアド街で取り上げた街に、私も出没しているかもしれません。(笑) こうしたアド街を見ると湧き起こってくる、食べてみようかな。行ってみようかな。という気持ちは、明日につながる最高の活力だと思います。そんなすてきな土曜日の夜を、視聴者の皆さんと一緒に過ごせるのが今からとても楽しみです。これから、どうぞよろしくお願いします。 <番組プロデューサー・森本泰介(テレビ東京 制作局)コメント> (片渕アナは)4代目として3年3か月務めていただきましたが、井ノ原さんとの安定したやりとり、前に出すぎず出演者さんを引き立てる役目、頼もしかったのとともに、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。 『アド街』が30年目に突入する節目のこのタイミングで卒業することになりましたが、新しい場所での活躍を祈りつつ、『アド街』がさらなる発展をしていけるよう陰ながら応援してくださいね! たまにはちらっと登場してもらったり、ゲストとして出演! なんてことがあるかも…!?
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