ヨークベニマル“旗艦店”の全容徐々に ロフト・ユニクロなど約30テナントが出店 ヨークパーク開業へ
福島テレビ
2025年の春に旧イトーヨーカドー郡山店跡に開業する、新たな商業施設の詳細が公表された。生活雑貨専門店の「ロフト」など、福島県内初出店のテナントも入る。 <旗艦店の全容が明らかに> 2024年5月に閉店した「旧イトーヨーカドー郡山店」跡に誕生するのは、ヨークベニマルが“旗艦店”と位置付ける商業施設だ。 「ヨークパーク」と名付けられた施設のコンセプトは「世代を超えて集うコミュニティの場」。ヨークベニマル西ノ内店のほかに、約30のテナントが出店を予定している。 このうち、生活雑貨専門店の「ロフト」や人気アパレルも展開する「ABCマート/スポーツ」は福島県内初出店となる。 また福島県内から撤退していたベビー用品などを扱う「アカチャンホンポ」が再出店するほか、ユニクロなども入る予定だ。 <市民も近隣店舗も期待> 郡山市民からは「食品と一緒に、雑貨や日用品が買えるのがすごくうれしい。ロフトは今まで近くになかったので、結構足を運ぶ機会が増えるかなと思う」「この辺は学校とかも多いので、人が集まれるような中心地になってくれると良い」との声が聞かれた。 近くのラーメン店「自家製麺じゃじゃ。」の店主・桑原尚人さんも「今まで福島になかったテナントが入るというのと、ユニクロとか有名どころのテナントが入るという事で、ここに集客はされると思う」と話し、ヨークパークの集客力に期待を寄せる。 この店では、イトーヨーカドーの閉店後は新規の利用客が2割ほど減り、売上も1割ほど下がったという。桑原さんは「イトーヨーカドーで買い物されたついでに、ウチを知って来てくれたお客さんがいたのも事実。今まで、郊外に散らばっていたお客さんがこの西ノ内周辺に集まることで、うちの店を知って貰えたらという期待感はある」と話した。 2025年春に開業する予定のヨークパークについて、ヨークベニマルは「憩いの場となるような商業施設を目指していきます」とコメントしている。 一方、2024年5月に閉店した旧イトーヨーカド福島店については、後継店など具体的な道筋はまだ立っていない。
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