おにぎりで朝ごはんが楽チンに! 毎日食べたくなる栄養たっぷりレシピ
さまざまな味を楽しめるおにぎりは、忙しい朝でも栄養が摂れ、エネルギーを補給するにもぴったりです。子どもも大人も食べやすく、食べる量や具を変えることでバリエーションも豊かに。朝ごはんの準備や食べさせることに負担を感じるようなときは、ぜひ朝おにぎりを試してみてください。 【画像】絶対食べたくなる「おにぎりレシピ18選」 ■朝ごはん用のおにぎりを作るコツ 朝は時間との勝負! 限られた時間の中でたくさんのタスクをこなさなければならないので、スムーズにいかないとストレスです。自分の準備はともかくとして、子どもの支度は思うようには進まないのが常。 なかでも予定通りいかず、イライラしがちな朝ごはんでは「食べやすい」「作りやすい」のふたつが重要ポイントになってきます。 食べる人にとっても、作る人にとってもストレスのないようにすることが、朝ごはんでは特に大切。おにぎりにする場合も、この2つのポイントを押さえてなくては、かえって時間がかかってしまいます。 ・大きさ 人によって食べ切れる大きさは変わります。大きすぎれば食べ切れなかったり、崩れやすかったりして、おにぎりにマイナスイメージがついてしまうかも。朝は小ぶりなサイズにして、食欲があれば複数個食べられるようにすると◎。 ・形 三角、俵型、スティック状など、おにぎりにもいろいろな形状のものがあります。年齢や好みによって持ちやすい形、食べやすい形もあるので、食べる人に合わせて作るとイイですね。 ・好み 具材や味つけ、それらを混ぜ込むのか中に入れるのかなどによって、おにぎりには豊富なバリエーションがあります。朝は時間も少なく、気持ちの余裕が少ないことも多いので、負担にならないよう、食べやすいものにしてみてください。 ・口当たり おにぎりは意外に握り手によって口当たりが変わります。理想的なのは、口に入れるとほろほろっと崩れるような、ふんわりした握り具合。とはいえ、ふんわりしすぎると食べたときに崩れてしまうので、ある程度形が崩れない固さはほしいですよね。 ・持ちやすさ 子どもの成長によって、おにぎりを持つ手先の発達状況も変わります。つかみ食べができるようになったころなら小さなおにぎり、大きくなってきたら大きめのおにぎりにするなど、成長過程に合わせて持ちやすいようにして「自分で食べられる!」という自信が持てると◎。これが自分で食べる意欲につながります。海苔で包んだり、ラップで包んだりすれば、ごはんが手にくっつきません。 食べやすいおにぎりの基本は、食べる人に合わせて作るということ。これが結果的に自分で食べる姿勢となり、手がかからなくなってきます。 ■洋風コロコロ焼きおにぎり ケチャップライスにして洋風の味つけにした焼きおにぎりです。通常のようなサイズや形に作って焼いてもいいですが、たこ焼き器を使って可愛くミニサイズのコロコロおにぎりにしてみました。食卓で焼きながら食べたりしても楽しいですね♪ 【材料】 ・ごはん……300g ・ケチャップ……大さじ3 ・ソース……大さじ1 ・カレー粉……小さじ1/4 ・塩こしょう……適量 ・油……適量 ・セロリの葉……お好みで カレー粉の分量を多くすると、焼きカレー風おにぎりに。炒飯やピラフで焼きおにぎりにしてもOK! 中にチーズを入れてもおいしそうです。 【作り方】 ① ごはんに調味料を混ぜる。 ② たこ焼き器に油を塗り、ごはんをスプーンでしっかり押して詰めていく。 ③ 表面に焼き色がつくまで触らないようにして待つ。 ④ ひっくり返して、反対側も焼き色がつくまで焼く。 パリパリになるまでは崩れやすいので、いじらないようにします。途中で油を足すと、よりパリパリな仕上がりに。お好みで、みじん切りにしたセロリの葉をかけてください。 ■肉巻きおにぎり 俵型のおにぎりに薄切り肉を巻いて、しょうが焼き風の味つけに♪ 肉のコクに合わせて、三つ葉をご飯に混ぜ込んで爽やかな味に仕上げました。味つけは焼き肉のタレでもおいしいです。三つ葉の代わりに大葉にしたり、紅しょうがでパンチを加えても◎。 【材料(2人分)】 ・豚薄切り肉……8枚 ・ごはん……茶碗1.5杯分 ・三つ葉……1株 ・ごま……大さじ1 ・薄力粉……適量 ・塩こしょう……適量 ・砂糖……小さじ2 ・しょう油……小さじ2 ・しょうが汁……小さじ1 【作り方】 ① 飾り用に三つ葉の葉を4枚残し、残りはきざんでごまと一緒にごはんに混ぜる。 ② 4つに分け、ラップに包んで俵型に形成する。 ③ 薄切り肉に塩こしょうをふっておにぎりに巻いていく。1個につき2枚ですき間がないように巻く。 ④ 全体に薄力粉をまぶし、フライパンで転がしながら全体を焼く。 ⑤ 豚肉に火が通ったら、砂糖、しょう油、しょうが汁を加えて煮からめる。 ⑥ 残した三つ葉の葉とごま(分量外)を上に貼りつけて飾る。 薄切り肉の長さによっては、もっと枚数が必要な場合もあります。全体を覆えるように枚数を調整してください。 ■まとめ 定番の具をはじめ、さまざまな食材を混ぜ込んだり、味つけも変えてみたりできるので、バリエーションも豊かなおにぎり。朝ごはんをなかなか食べ終われない子でも、おにぎりなら食べてくれることもあります。 「食べやすい」「作りやすい」ポイントを押さえることで、負担を減らすことが上手くいくコツ。朝おにぎり用にちょっとおかずを取り置いて活用したり、ストックしてみたりして、無理せず取り入れてみてくださいね♪ === ※本記事はマイナビ子育て掲載記事「おにぎりで楽チン朝ごはん♪ 毎日食べたくなる栄養たっぷりレシピ18選」を一部抜粋・再編集したものです ■この記事の執筆者 よんぴよまま 男の子3人、女の子1人の母。 自宅にてフラワーケーキ、キャラ弁教室を主宰。 料理、クラフト作り、ラッピングなどものつくりが大好きです。 生活に役立つ情報を発信したいと思います♪
マイナビ子育て編集部