仙台の中心市街で「仙台初売り」 大型店では体験型の企画福袋充実
仙台の中心市街で2025年1月2日、「仙台初売り」が行われる。(仙台経済新聞) 藩政時代から続く仙台の伝統的な正月行事「仙台初売り」。商店街の各店が一斉に営業を始め、福袋目当てに前日からの徹夜組や早朝から開店を待つ客が長い行列を作るなど、毎年にぎわいを見せる。各商店街では鏡開きや太鼓演奏、甘酒、お汁粉の振る舞いなどで「おもてなし」するのも特徴。 【写真】「鉄道BIG4」の一人、南田裕介さんも乗車する「阿武隈急行で素敵な旅!乗り鉄さん大集合 福袋」も 仙台の老舗百貨店「藤崎」(青葉区一番町3)では、ファッション、食品、リビング用品、呉服、宝飾品、服飾雑貨など計約3万3000個の福袋を販売。「八木山動物公園フジサキの杜(もり) 蛇に大接近!福袋」(2,000円、4組限定)、「特別内覧!宮城県最古の蔵へご招待 鳳陽にほんしゅ塾 福袋」(5,500円、10人限定)、「阿武隈急行で素敵(すてき)な旅!乗り鉄大集合 福袋」(1万4,000円、40人限定)、「『マイナビ仙台レディース』の選手なりきりセット~復興応援マッチ限定ユニフォームver~ 推しの選手と写真撮影&全選手サイン入り公式ボール付 福袋」(3万3,000円、1人限定)など、地域密着・地域活性化をテーマにした14種類の企画福袋も用意する。 同社マーケティング統括部部長の勢田誠一さんは「仙台のお正月を盛り上げる非常に重要な伝統行事。地域とのつながりや地域の魅力を発信することが、年々われわれにとって重要になっていると考えており、今回の企画福袋はお客さまにとって特別な体験を、地域の皆さまと連携してお届けするところに注力した」と話す。 仙台三越(一番町4)は「伊達(だて)な初売り」と題し、レディース・メンズ・キッズのファッション、リビング用品、キッチン用品、宝飾品、服飾雑貨、食品などの福袋を販売。「夢福袋」として、「HondaJetをチャーターして行く、大阪・関西万博」(600万円、1組2人限定)や、「〈住友林業〉新築住宅福袋」(税別2,025万円、3棟限定)、「〈仙台89ERS〉ティナと一緒にフリースロー対決」(1万3,000円、10組20人限定)、「〈仙台89ERS〉ファンの夢がつまった!20周年スペシャルセット」(33万円、2組限定)なども用意する。 エスパル仙台(中央1)では、「世界トップレベルの技術とアドバイスを体感!プロスケートボーダー 赤間凛音選手特別レッスン福袋」(1万円、20人限定)、「東北楽天ゴールデンイーグルス福袋~クリムゾンルームで試合観戦!~」(10万円、1人限定)、「ベガルタ仙台福袋 ~梁勇基CD&富田晋伍CC 解説付き観戦福袋~」(3万円、2人限定)など在仙プロスポーツチームとのコラボ福袋をはじめ、「JRフルーツパーク仙台あらはま~年間摘み取り体験福袋~」(1万円、22人限定)、「ホテルメトロポリタン仙台~仙台満喫プレミアム福袋~」(10万円、1人限定)など16種類のオリジナル福袋を用意。各ショップ計1万2000個以上の福袋を販売する。 仙台市中心部大型店の初売り開始時刻は、仙台三越、仙台パルコ、エスパル仙台、イービーンズ=8時、藤崎、仙台ロフト=9時。
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